大学フットボールの世界に最年長55歳で挑戦したジョー・トーマス・シニアさんが11月19日の試合に出場、歴史的快挙と反響を呼んでいる。

https://youtu.be/mxD5RGS84Yk


サウス・カロライナ州立大の最高齢のオールドルーキーは、NCAA1部のフットボールのサバンナ州立大試合で、最年長となる55歳での試合出場を達成した。

昨年プロ入りしたNFLのパッカーズのRB、ジョー・トーマス・ジュニアの父としても知られるトーマスさんが、サウス・カロライナに入学したのは4年前の51歳の時。練習の相手となるスカウト・プレイヤーとして参加した。息子のジュニアも、サウス・カロライナ大のプレイヤーだったことから親子で練習する時もあったが、ジュニアがプロ入りした後も2シーズンの間、試合への出場機会を待っていた。

第1Qに僅か3ヤードのランだったが、長年の夢だったNCAA1部の舞台でのプレーを実現。チームによるシニアデイの粋な計らいだったのかもしれないが、試合出場に拘ったのには理由があったのだ。

高校のアメフトの世界では将来を嘱望された選手だったというトーマスさんだが、大学への進学を断念。フットボールのキャリアを終わらせて36年たった今も心残りだったのがNCAA1部でのプレイ。

常に「夢を諦めるな。続けることと、批判的な他の誰かの話なんか聞くな」といい続けて来たトーマスさんの有言実行は、その最年長出場記録以上に多くの挑戦し続ける人に勇気を与えている。



At age 55, Joe Thomas Sr. is trying to make college football historyhttps://t.co/JaHNotxKIxpic.twitter.com/NQxef4Fkxk - David Gardner (@byDavidGardner) 2016年11月17日




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