少し大きめのウエディングドレスを着て嬉しそうにほほ笑む少女。おませな女の子の願いを叶えた可愛らしい記念写真に見えるが、実は彼女が着ているドレスは亡くなった母親のものだという。
アンバー・デイビスさんは1年前、頭頸部がんで亡くなった。そして今年10月、遺族は娘ノラちゃんに特別な時間を過ごしてもらうことにしたのである。
アンバーさんは病気の発覚後、友人で写真家のハイディ・スピレインさんに連絡を取り、このアイディアを相談した。
アンバーさんの幼なじみでもあるスピレインさんは、「彼女が亡くなる半年くらい前、"子どもが母親のウエディングドレスを着ている写真"のメールが送られてきて、『ノラのためにこれをやらなきゃ』って言ってたんです」と当時を振り返る。
しかし間もなくアンバーさんの病状は悪化し、そのまま帰らぬ人となってしまった。
スピレインは「アンバーには、撮影を実現すると約束していました。ノラちゃんとアンバーの絆のために、幸せなひと時を楽しめるようになるまで待ちたかったんです」と話す。
辛い1日になってしまうのではとの不安もあったが、ノラちゃんがいかに胸躍らせているかを目の当たりにして、気持ちは一変した。撮影は、アンバーさんが夫デレクさんと結婚した場所で行い、皆で2人の結婚式の思い出話をしたのだという。ノラちゃんにとってこの日は特別なものになったに違いない。
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