米オクラホマ州にあるブランチャードという町で10月31日未明、路肩での人命救助の様子をパトカーの車載カメラが捉えていた。
https://www.youtube.com/watch?v=naplGKRLSRs
米NBC系列の地元TV局KFORが伝えるところによると、この時、激しい胸の痛みに襲われたティナ・コステロさんを、夫と娘が病院へ連れて行こうと急いでいたという。スピードを出していたこのトラックを警官が発見し、停止するよう指示を出した。
すると、ブランチャード警察のジョーダン・ジョーンズ巡査が下車する前に、運転手のジェフ・リティーさんが飛び出して来たのだ。確かに車載カメラの映像にはリティーさんが「妻が心臓発作を起こしてるんです!」と言っているのが聞き取れる。
「すぐに応援を要請しました」とジョーンズ巡査は言う。巡査がトラックに駆け付けると、車内の女性が意識不明の状態だった。夫のリティーさんによれば「妻の顔面が紫色になっていた」とのことだ。
「あの状況では時間に余裕はありませんでした。CPR(心肺蘇生法)をすぐに始めました」とジョーンズ巡査はその時の様子を語る。
巡査らはティナさんをトラックの外に運び出し、すぐにCPRを始めた。「胸骨圧迫と人工呼吸を3セットはやったと思います」と語るジョーンズ巡査。するとティナさんが呼吸を回復したのだ。
ジョーンズ巡査は後日、ティナさんの容体は安定しているとだけ聞かされたそうだ。ティナさんのような激しい心臓発作を起こした患者の生存率は1割しかないと言われているが、ティナさんは、生死の境をさまよった発作から数日後、無事意識を取り戻したのだ。
「それはもう人生で一番幸せな日になりました」とリティーさんは涙ながらに言う。また、娘のブリトニー・コステロさんは「寝ていたら聞こえたんです、母が気が付いたって言う声が」と語る。
KFORはティナさんが意識を回復したという知らせを、この日初めてジョーンズ巡査に届けた。
リティーさんは電話で「全快する見込みだということです。これもひとえにあなたがCPRを迅速に行ってくれたおかげです」とジョーンズ巡査に伝えた。「脳への後遺症もなく回復できるなんて、ジョーンズ巡査は間違いなく妻の命の恩人です」
「初めて本当に誰かの命を救ったんですね」とジョーンズ巡査は感激した様子で目に涙を浮かべた。「私がその場所にその時間に居合わせて、どう対処すればいいかを知っていたのは、神様の思し召しです」
ちなみに、現場から病院までは、車であと20分ほどの道のりだったらしい。医師の話では、もしそのまま病院にたどり着いたとしても、もう遅かったのではないかとのことだが、手遅れになる前にCPRが施されたのである。まさに一刻を争う瞬間だったのだ。
■参照リンク
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