グザヴィエ・ドラン監督最新作にしてカンヌ国際映画祭グランプリ受賞、アカデミー賞外国語映画賞カナダ代表作品となった『It's Only the End of the World(英題)』が邦題を『たかが世界の終わり』として2月11日(土)より新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA 、ヒューマントラストシネマ有楽町他で全国順次公開されることが決定した。


「若き美しき天才」と称され、映画界のみならず世界のカルチャーシーンに閃光を放ち続ける27歳、グザヴィエ・ドラン。2014年、『Mommy/マミー』ではカンヌ国際映画祭で審査員賞という栄光を手に入れ、映画の新しい時代の幕開けを感じさせた。そんな世界中の映画ファンから待ち望まれていたドラン最新作がいよいよ日本に上陸する。


〈愛と葛藤〉を描き続けたドランが、今度は〈家族〉をどう描くのか――?

最新作でドランが切り撮るのは、愛しているのに傷つけ合う〈ある家族の1日〉。うまく想いを伝えられないその姿は、まさにミスコミュニケーションに陥った現代の家族そのものだ。

ドランの才能に引き寄せられて集まったのは、ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、ヴァンサン・カッセル、マリオン・コティヤール、ナタリー・バイというフランスを代表する一流俳優陣。自らの死を家族に伝えるために、帰郷する人気作家。12年ぶりの再会を祝う感動的な団欒となったかもしれない。だが現実に彼を待っていたものはー。彼らが全力でぶつけ合う感情──怒りも憎しみも悲しみも、そのすべてが愛だと気付く時、私たちは絶望の中にこそ希望があると知る。目覚しい進化を遂げたドランがたどり着いた答え、それはあなたを導く愛の物語なのだ。




愛が終わることに比べたら、たかが世界の終わりなんて--
「もうすぐ死ぬ」と家族に伝えるために、12年ぶりに帰郷する人気劇作家のルイ(ギャスパー・ウリエル)。母のマルティーヌ(ナタリー・バイ)は息子の好きな料理を用意し、幼い頃に別れた兄を覚えていない妹のシュザンヌ(レア・セドゥ)は慣れないオシャレをして待っていた。浮足立つ二人と違って、素っ気なく迎える兄のアントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)、彼の妻のカトリーヌ(マリオン・コティヤール)はルイとは初対面だ。オードブルにメインとぎこちない会話が続き、デザートには打ち明けようと決意するルイ。だが、兄の激しい言葉を合図に、それぞれが隠していた思わぬ感情がほとばしる──。


映画『たかが世界の終わり』は2月11日(土)新宿武蔵野館、YEBISU GARDEN CINEMA 、ヒューマントラストシネマ有楽町他全国順次ロードショー

©Shayne Laverdière, Sons of Manual

海外版予告映像

■映画『たかが世界の終わり』公式サイト
gaga.ne.jp/sekainoowari-xdolan/

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