監督:三池崇史×主演:木村拓哉のタッグが送る映画『無限の住人』の公開日が2017年4月29日(土・祝)に決定、さらに、本作のヒロイン・浅野凜(あさのりん)役として、いま最も注目の女優・杉咲花(19)の出演が決定した。
連続テレビ小説「とと姉ちゃん」や、宮沢りえ主演の『湯を沸かすほどの熱い愛』などに出演、今最も注目の若手実力派の女優・杉咲花が演じる浅野凜は謎の剣客集団・逸刀流(いっとうりゅう)に両親を殺された少女。自身の命を懸けて仇討ちを決意した彼女は、不死身の体を持つ男・万次(木村拓哉)に用心棒を依頼。かつての亡き妹に似ているその姿に、しぶしぶながら依頼を受けた万次。しかしそれは、不死身の万次をも追いこむ予想外の戦いの始まりだった...。
今回の抜擢について小岩井宏悦エグゼクティブプロデューサーは「凜の役を誰がやるかということが、この映画の成否を決めます。万次が守りたくなるような少女っぽさを持ちながら、万次には思慕の思いも持つ少女と女性の中間にいる芯のある女優が演じなければなりません。しかも、木村拓哉さんとがっつり芝居をする演技力も必要です。杉咲花さんの出ている作品を何本も観て、その圧倒的な演技力と無垢なビジュアルにこの子しかいない、と惚れこみました。凛の役をやった女優は、絶対注目されてトップクラスの仲間入りをするはずなので、むしろ抜擢の方がおもしろいじゃないですか」と杉咲に太鼓判。
また杉咲は、「凜が背負っている覚悟をどう演じられるか不安でしたが、木村拓哉さん演じる万次を信じて、覚悟をもって演じました」とコメントを寄せ、期待と不安が入り混じる中堂々と演じ切ったことに自信をのぞかせている。
メガホンをとるのは、鬼才・三池崇史監督(56)。監督自身、近年では『十三人の刺客』(2010)が第67回ベネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品、『一命』(2011)が第64回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品と、世界三大映画祭でも高く評価されているだけに、海外も視野に入れた作品としても大きな期待がかかっている。
不死身の男にとって"希望"になる少女との出会い、そして、彼をも襲う死闘を描くアクションエンターテイメント。2017年の日本映画界から世界に挑む本作は4月29日(土・祝)公開
(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
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