お笑い芸人で"コント職人"との呼び声が高い一人として挙げられるのが、内村光良だ。お笑いはもちろん、一人舞台や映画監督、脚本、さらには小説の執筆など、幅広く活躍を続ける内村。そんな枠にはまらず多ジャンルで活躍を続ける内村が生み出すキャラクターには、誰もが知るような名物キャラ的な存在も多い。そして内村が監督・主演のほか、原作・脚本の4役を手掛ける、現在絶賛公開中の最新作『金メダル男』でも一度見たら忘れられないほどの個性派キャラが続々と誕生している。今回は、そんなキャラクターたちが誕生したルーツを、これまでの"内村生まれ"のキャラを振り返りながら紐解く!
◆ミル姉さん(『笑う犬』シリーズ)
内村が生み出した伝説的なキャラクター(!?)とも言えるのが、伝説のコント番組『笑う犬』シリーズで生まれた"ミル姉さん"。ミル姉さんは、「乳」の墨筆画をバックにムーディーなBGMと共に煙草をくわえながらアンニュイな桃井かおり風のしゃべり方をする、巨乳の雌牛という、一度見たら脳裏に焼き付くこと間違いなしの強烈すぎるキャラクターだ。
◆宇宙人総理(『LIFE!~人生に捧げるコント~』)
さらに現在放送中の人気コント番組内でも新たな強烈キャラが人気の的に!「小暮井康夫」というバリバリの日本人名を持っているにも関わらず、どこからどう見ても見た目が宇宙人にしか見えない総理大臣という設定。ミル姉さんとはまた違った方向に強烈な印象を残す宇宙人総理にハマる人が続出中。
◆大嵐浩太郎(『笑う犬』シリーズ)
その名をとどろかせる大物時代劇俳優が、芸の幅を広げるためにさまざまな番組に(半分無理矢理)出演し、時代劇での大げさな演技を行って自己満足に浸り、大嵐の言動に困惑する番組スタッフや共演者とのギャップを描くコントキャラ。
◆三津谷寛治(『LIFE!~人生に捧げるコント~』)
NHKの古株ディレクター・三津谷寛治が「NHKなんで」と言いながら出演者に硬派すぎる演出を押し付けるというコントキャラ。
そして公開中の『金メダル男』でも、"内村生まれ"の個性派キャラが続々と誕生! 本作では、小学校の徒競走で一等を獲ったことをきっかけに、その後もさまざまなジャンルで挫折しながらも一等賞を目指し続ける男・秋田泉一の生きざまが描かれる。主人公・秋田泉一を内村光良と、学生時代の"ヤング泉一"をHey! Say! JUMPの知念侑李が二人一役で演じ切っている。内村は、主演のみならず、監督、原作、そして脚本という異例の4役を担当し、子供から大人まで幅広い世代のツボにハマる純度100%の内村ワールドを展開!
そんな内村ワールド全開な本作の主人公・秋田泉一は、一等賞を獲ったときの"幸福感"を忘れられず、剣道、水泳、卓球、テニス、英語の弁論大会に至るまであらゆるジャンルに挑戦し、挫折を繰り返しながらも一等を目指す、常に"全力すぎる"男。さらには試合そっちのけで対戦相手の可愛い女の子に夢中になってしまい一等賞を獲り逃すという失態を犯したり、時には後に奥さんとなる元アイドルで敏腕マネージャーの亀谷頼子(木村多江)には、全力で求婚を迫り続けるなど、ちょっとおバカな一面がありつつも、憎めない愛すべきキャラクターだ。
さらに、泉一が高校卒業後、東京で一番になることを決意し上京した先で出会う、「劇団 和洋折衷」の代表・村田俊太郎(ムロツヨシ)も、内村が生み出したキャラクターの中でもなかなかのレベルな強烈キャラ。他にも"内村映画"ならではといった個性派キャラクターが続々と登場する本作。そんな本作の個性派キャラたちが誕生したルーツは、ひょっとすると過去人気を博した数々の"内村生まれ"の名物キャラクター達にヒントが隠されているのかも...!?
コント職人としての異名を持つ"内村らしさ"が光る映画『金メダル男』は、絶賛公開中!ぜひ劇場でチェックしてみよう!
(C)「金メダル男」製作委員会
■『金メダル男』公式サイト
kinmedao.com
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