アラスカに生息しているホッキョクジリスのオスは、メスが働いている間「ゴロゴロする」か「日向ぼっこをする」以外、何もしていないとする調査結果が発表された。
「ミラー」によると、メスがエサとなる木の実を収穫したり、子リスの面倒を見たりしている間、オスは滅多に巣穴から出てこないという。
オスが危険をおかして地面へ出てくるのは、ひきこもりにより冷えた体を温め直すためとのこと。小型哺乳類が休眠のため、受身的に体を温め直す行動を取ることは一般的に報告されている。
ノーザン・アリゾナ大学の研究者らは、アラスカに生息する約50匹のホッキョクジリスに首輪をし、追跡調査を行った。
メスは平均で1日約3時間から6時間未満を地面で過ごすが、その間かなり活動的である。オスに比べてより短時間でエサを集め、外敵にも気をつけ......などなど様々な事をしなければならないからだ。
調査では「オスは、何のために地面に出てきているのか定かではない。縄張りをつくったり維持したりといった社会的な活動をしている可能性もある」とする一方、「それ以外の時間は、ただ怠けているか日にあたっているだけとみられる」としている。
一説ではメスは子どもに乳を与えるため、より多くエサを食べる必要があるとされるが、オスはメスをさらなる危険にさらしながらも、自らが外敵に襲われないよう「リスク回避行動」を取っている可能性もあるという。
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■参照リンク
http://www.mirror.co.uk/
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