飲酒による肝臓やDNAへのダメージを軽減してくれる"お酒"が登場した。
https://www.youtube.com/watch?v=APqdelvU0RM
アメリカの企業<ベリオン・スピリッツ>が、アルコールが人間の肝臓やDNAに与えるダメージを軽減する「NTX」テクノロジーを用いて製造された世界初のお酒「ベリオン・ウォッカ(Bellion Vodka)」を開発した。
「NTX」テクノロジーは、インドの起業家Harsha Chigurupatiと<Chigurupati Technologies>のチームが10年かけて開発。「NTX」は、グリシルリジン(天然の甘味料)、マンニトール(糖アルコール)、ソルビン酸カリウム(保存料)などの成分の混合物であり、アルコールが肝臓とDNAに与える悪影響を93%も軽減するという。特に味への影響はないそうだ。
Chigurupati氏は、「これまで市場において誰もこのようなことを成し遂げていない。市場は進化しておらず、変革的ではないので参入しやすかった」「これまでは、科学が真の消費者経験の利益になるように利用されてこなかった」と、画期的なお酒の開発をアピールしている。
しかし、すでに科学的な効果が実証されているものの、アメリカ政府がその健康効果をラベルに明記することを許可していないのが現状。アルコール・タバコ税貿易管理局(Alcohol and Tobacco Tax and Trade Bureau:TTB)は、酒造メーカーが健康効果について言及することを許可していないようだ。
お酒を飲みながら肝臓やDNAを守れるという「ベリオン・ウォッカ」は、アメリカの15の州で発売中。今後は世界展開も予定している。
■参照リンク
「ベリオン・ウォッカ」公式サイト
http://www.bellionvodka.com
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