2009年、ニューヨークのハドソン川で起こった"奇跡"と賞賛された航空機事故の驚愕の生還劇。その知られざる真実に、クリント・イーストウッド監督と主演トム・ハンクスのアカデミー賞®コンビが迫る、ヒューマンドラマ大作『ハドソン川の奇跡』が9月24日(土)より公開される。日本に先駆け公開された全米では2週連続No.1を獲得し、米評論サイト"Rotten Tomatoes"での観客評価は89%を維持。さらに、早くも2017年度アカデミー賞有力候補の呼び声が高く、作品賞、監督賞、主演男優賞など、主要部門でのノミネートが確実視されている。
この度、5分にも及ぶまるでドキュメンタリーかのような特別映像が到着し、今まで語られなかった"ハドソン川の奇跡"の一部が明らかになった。
https://youtu.be/hlpn_BHxkPE
本作は、2009年1月、ニューヨークで起きた実際の事故を再現しつつ、事故後の緊迫した状況を掘り下げている。
事故発生時、1549便には150人の乗客と5人の乗務員がいたが、空中でも水中でも1人の犠牲者も出なかった。
だが、本作で明らかにされるように、"ハドソン川の奇跡"としてたちまち世界中で知られるようになった事故後に真のドラマがあった。長年の経験をもつ熟練パイロットであり、大惨事の危機に直面しても冷静に対応したサリー機長は、国家運輸安全委員会(NTSB)に何度も呼び出され、自身の判断と行動を弁護しなければならなかったのだ。この事故にまつわる、その知られざる部分こそが、クリント・イーストウッドを強く惹きつける。
前作『アメリカン・スナイパー』で戦場という極限の状況下における兵士の人間性を鋭く優しく見つめた巨匠イーストウッドが、知られざる"ハドソン川の奇跡"を題材として描くことに対して、ハンクスも「アメリカ映画史に残る名作を撮ってきたクリントでなければ撮れなかった映画だ」と絶賛する。真実の裏側はもちろん、イーストウッド監督は、「感動的な実話を忠実に再現することが大事だった」と明かし、脱出した乗客たちを凍てつく川から救い出すために、即座に救助に向かった人々の素晴らしい活動を描くために実際に救助活動に従事した人々をできるだけ多く見つけ出し、映画に出演してもらったといい、到着した映像でもその様子が描かれる。
世界中が、あの9.11の悲劇を思い出し、<全員生存>を誰もが賞賛した"ハドソン川の奇跡"。サレンバーガー元機長は「あの日、誰もが自発的に行動を起こして団結し、それぞれが見事に自分の役割を果たしました。だからこそ、私たち全員の命が救われたのです。そしてだからこそ、私たちはあの日とあのフライトをずっと覚えているんじゃないでしょうか」と語る。2009年1月15日に操縦かんを握っていた謙虚な男は、自分だけの手柄だと言われるよりも、かかわった全員の努力が認められることを望み、この映画ではそう描かれていることを喜んでいるという。
誰が"奇跡"を裁くのか?イーストウッドが観る者に伝えたかった真実とは?衝撃の実話の裏側に隠された真実がいま、本作『ハドソン川の奇跡』で明らかになる。
『ハドソン川の奇跡』は9月24日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他全国ロードショー!
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■『ハドソン川の奇跡』公式サイト
hudson-kiseki.jp
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