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生徒たちの集中力アップのため、教室の机の下にサイクリングマシーンを導入するプロジェクトが話題になっている。

https://youtu.be/gguVsJga6Qw

米ノースカロライナ州ウェイク郡出身の教師ベサニー・ランベス先生は、中学2年生の生徒たちを数学の授業に集中力させるために、彼らのエネルギーを新しいことに向かわせるようなアイデアを考えた。

2015年末、同校は生徒たちの机の下にサイクリングマシーンを設置するというプロジェクトを開始。サイクリングマシーンを導入するために必要とした費用は、生徒1人につき約150ドル(約1万5千円)。これらはすべて寄付金や基金からまかなわれたという。

サイクリングマシーンを導入するすると、かつては机を叩いたり、他の生徒に触っていた生徒たちに、大きな変化が見られた。授業中に気を散らすことはなくなり、代わりに足元のサイクリングマシーンを漕ぐようになったのだ。おかげで、生徒たちの勉強の質は向上し、集中力もアップし、計算ミスも減ったらしい。

生徒たちは「エクササイズしながら集中できる」「健康的になった」と感じているようだが、実際に午前10時の時点で、すでに5.5マイル(約8.8キロメートル)を移動し、133キロカロリー消費した計算になることもあるとか。

ベサニー先生は「世界は大きく変化しており、子どもたちは何か新しいことをできる必要がある」「ただし、我々が行ってきたことは、必ずしも機能するわけではない」と語っている。ひとまず今回のサイクリングマシーンの導入は、顕著な効果が認められたプロジェクトの1つだと言えるだろう。

■参照リンク
http://www.odditycentral.com/
RSS情報:http://news.aol.jp/2016/09/16/cyclingmachine/