1982年に公開されいまだにカルト的な人気を誇るSF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編が35年ぶりに公開することが決まり世界中で話題となっている。この歴史的続編のメガホンをとるのはカナダ人監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ。『プリズナーズ』『ボーダーライン』などで独特の映像美と世界観が高く評価され、今やハリウッドきっての売れっ子監督として活躍中だ。
この度、『ブレードランナー』続編の前に、彼の最新作であるSF感動ドラマ『メッセージ』(邦題)が2017年に日本で公開されることが決定した。
原作はアメリカ人作家テッド・チャンによる短編小説「あなたの人生の物語」の表題作であり、この小説は優れたSF作品に贈られるネビュラ賞を受賞している。突如地上に降り立った、巨大な球体型宇宙船。言語学者ルイーズらは"彼ら"が人類に<何>を伝えようとしているのかを探っていく――。激しい銃撃戦、といった類のSFではなく未知なる生命体とのファーストコンタクトを言語学者が言葉と、そして心で体験していく美しいほどのせつなさを秘めた感動ドラマだ。
主演にはディズニー実写映画『魔法にかけられて』で一躍スターとなり、2016年3月公開のアメコミ映画『バットマン vs スーパーマン』に出演するなど幅広い演技力が定評のエイミー・アダムスが、謎の知的生命体と意志の疎通をはかるために軍に雇われた言語学者ルイーズを演じる。共演者に『アベンジャーズ』『ミッション:インポッシブル』などで屈強で男らしさと、どこか哀愁ある表情が魅力的な俳優ジェレミー・レナーが物理学者のイアン・ドネリーを演じる。
「映像化不可能」といわれていた原作を見事可能にし、その完成度の素晴らしさから現在開催中の第73回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に出品され、すでに賞賛を浴びているようだ。9 月10 日 (現地時間) に発表される同映画祭での金獅子賞受賞にも期待が高まっている。場面写真に写る見慣れない形状の飛行物体が劇中どのように映像化されているか楽しみである。
映画批評サイト「ロッテン・トマト」では100%の好評を得ており(2016年9月7日現在)、各マスコミからは「美しく挑発的な寓話」(デイリー・テレグラフ紙)、「すばらしく巧妙な演出」 (デイリー・メール紙) と大絶賛の嵐の『メッセージ』は2017年TOHOシネマズ新宿ほか全国ロードショー。『ブレードランナー』続編とともに公開を待ちわびたい一作だ。
Arrival Trailer #1 (2016) - Paramount Pictures
https://youtu.be/tFMo3UJ4B4g
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