コーエン兄弟の最新作『ヘイル、シーザー!』のメイキング映像が公開されている。
https://youtu.be/egwnuWZi6kY
本作の登場人物は50年代に実在したハリウッド俳優がモデルになっている。チャニング・テイタムが演じるバート・ガーニーのモデルとなったのは『錨を上げて』のジーン・ケリーと『トップ・ハット』のフレッド・アステアなどだ。チャニング・テイタムはケリーとアステアのタップをYouTubeで可能な限り見たと語っている。これまで数々の映画で華麗なダンスを披露してきたチャニングだが、音を鳴らす必要があるタップダンスは予想以上に大変だったそうだ。「タップダンスと言えるレベルではない」と謙遜するチャニングだが、タップダンスの振付師クリス・ガッデーリは「練習にも手を抜かない。最高のタッパーの一人だ」と絶賛している。ケリーやアステアを見てダンスを志すようになったというクリスにとって、昔の映画にオマージュを捧げて振り付けができたのは夢の様な仕事だったという。
また、スカーレット・ヨハンソン演じるディアナ・モランの水中レビューシーンでは、水上から水中に沈んでいく映像を逆回転させ水上に出てくるように撮影された様子が明かされている。これは、モデルとなった『水着の女王』のエスター・ウィリアムズの手法だという。ウィリアムズが実際に撮影を行ったスタジオで撮影を行い、当時スタジオがどう使われていたのかを徹底的にリサーチしたことなど、完全再現された水中レビューシーンの撮影秘話が明かされている。
このほか、本作のブルーレイ+DVDセットに収録される特典には、本映像の他にもジョージ・クルーニー、ジョシュ・ブローリン、ティルダ・スウィントンら豪華キャスト陣が作品の舞台裏を語る様子も収められているとのことだ。
『ヘイル、シーザー!』ブルーレイ+DVDセットは10月5日(水)発売
※同日レンタル開始
¥3,990(税別)
■公式サイト
http://www.nbcuni.co.jp/movie/sp/hailcaesar/
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