クリント・イーストウッド監督と名優トム・ハンクスが初タッグを組む実際に起きた航空機事故を元にした映画『ハドソン川の奇跡』(9月24日公開)は、乗員乗客が全員無事救助され賞賛された驚愕の生還劇と、奇跡の裏に隠された知られざる真実にせまる究極のヒューマンドラマだ。
この度、本編から乗員乗客155人を乗せた航空機がエンジントラブルによりニューヨークのハドソン川に緊急着水する衝撃の瞬間をとらえた最新映像が解禁となった。
「メーデー両エンジン停止」と緊急事態を管制塔に告げるサリー機長(トム・ハンクス)、機内はサイレンが鳴り響き乗客が悲鳴を上げる。衝撃が走る機内に水が押し寄せ、極限状態にパニックに陥る機内の様子が映し出される映像に息がつまりそうだ。
クリント・イーストウッドは自身最大のヒット作となった『アメリカン・スナイパー』で、戦場という生死を分ける極限状態を丁寧に描いた。本作でも、乗員乗客155人の究極の状況をリアルに写し出す。実はイーストウッド、21歳のとき乗っていた飛行機がレイズ岬沖に不時着するというサリーと同じ経験をしたという。
その体験から、「同じような状況を経験した者としては、パイロットならば、滑走路もない陸地へ向かうよりは、私も着水に賭けたんじゃないかと思う」と推測する。
そして、サリー機長を演じるオスカー俳優のトム・ハンクスは、航空機の不時着寸前の極限状態について「私はパイロットではないが、ハドソン川への着水が不可能だということは分かる」と言及。後に容疑者にされてしまうサリーの運命については「サリーは自分が英雄だなんて決して言わないでしょう。彼が行ったことは英雄的行為だが、彼はその代償を払うことになるんだ」と意味深に語る。
確かな経験をもつベテランパイロットが、極限の状況下で下した決断だった。155人の命を救った英雄がなぜ疑惑の容疑者として次々と衝撃的な事実を突きつけられたのか。劇中「40数年間、多くの旅客を乗せて飛んだが、最後にわずか208秒のことで裁かれる」と激白するサリーの心中。救ったのに、なぜ...?イーストウッドが観る者に伝えたかった真実とはいったい何なのか?全世界が目撃した"奇跡"、その知られざる真実を劇場でたしかめてみてはいかがだろうか。
『ハドソン川の奇跡』は9月24日(土)丸の内ピカデリー 新宿ピカデリー他全国ロードショー!
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■関連リンク
映画『ハドソン川の奇跡』公式サイト
http://wwws.warnerbros.co.jp/hudson-kiseki/
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