今年5月、米ロサンゼルス市に住むある男性がスターバックスを相手取って「大量の氷を入れることでコーヒーの量を意図的に少なくしている」と裁判を起こしたが、8月19日にこの申し立てが棄却されたと『ワシントン・ポスト』紙が伝えている。
『シカゴ・トリビューン』紙によると、訴えの内容は「メニューに書かれているカップの容量と、実際に提供される"液体"の量に違いがある」ということだった。
ロサンゼルスの連邦地方裁判所のパーシー・アンダーソン判事は判決で、「一般的な感覚を持つ客であれば、グランデサイズのアイスティーは"氷の入った状態で"メニューに示されたカップの容量になる、ということが分かるはず」だと指摘。「それは子供でも理解できること」と付け加えた。
アンダーソン判事は、「冷たい飲み物に入っている氷が嫌なら、次回から"氷抜きで"と頼んでみたらいかがですか?」と提案し、チクリと嫌味を述べた。
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