NFLカロライナ・パンサーズのクォーターバック、キャム・ニュートンは昨シーズン、試合中の"dab"と呼ばれるダンスが物議を醸したり、スーパーボウル敗戦後の記者会見でファンをがっかりさせるような態度を取ったりしたことで話題となった。
しかし、彼がたびたび見せる寛大な振る舞いは、注目されないことが多かった。
ニュートンとチームメートたちは8月10日、プレシーズン第1週のレイブンズ戦のため、メリーランド州ボルティモアに滞在していた。その際、ニュートンは、レストランで食事をしたあと、ホームレスの男性にたっぷりの食べ物を手渡していたという。ノースカロライナ州シャーロット出身のキャンディス・グレゴリーさん夫婦は、食事後に街を歩いていた時に、この思いがけず優しい行為を目撃した。
「世間では彼のdabダンスなんかが話題になりますけど、彼の本当の人間性は違うんじゃないかと感じました」と、グレゴリーさんは米国の娯楽・スポーツ専門テレビ局『ESPN』に語っている。
「以前、彼が練習の時に、障害のある子どもに何かあげているのを見たことがあります。周りにいた人は『写真撮影だな』などと言っていました。でも、今回の行為は誰も見ていない中でのことでした。だから私たちはその時の写真をシェアしたんです。本性は、人目のない状況での振る舞いにこそ表れるものですから」
グレゴリーさんによれば、ニュートンは目立たないように男性に食べ物を手渡し、そのまま歩いていったという。注目されたくて行っているといった雰囲気は感じられなかったそうだ。
グレゴリーさんが撮影して友人に送った写真は、Instagramに投稿されている。
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