ジャングルの動物たちに育てられた人間の少年モーグリを主人公に、自然の掟と共に雄々しく生きる者たちの愛や憎しみ、喜びや悲しみを謳いあげる感動の生命の讃歌『ジャングル・ブック』。この夏、「パイレーツ・オブ・カリビアン」のディズニーが贈る、"生きる力"があふれ出す奇跡のエンターテイメント巨編が、大ヒット公開中だ。
主人公の少年モーグリ以外、壮大なジャングルや表情豊かな動物たちがすべてCGで表現された本作は、その脅威の映像美とモーグリの感動的な成長ストーリーが話題となり、全世界興収9億4000万ドル(約1000億円)を突破し、現在も記録を更新中。そんな話題沸騰の本作から、何百匹ものサルたちを統治するキング・ルーイの隠れ家に入り込める特別映像が到着した。
https://youtu.be/bUiP-iGN6oI
本作は、20代~30代の男女を中心に、カップルや、家族連れ、中高年層が多数来場。「動物たちの実写と見間違う程の映像美に圧倒される!」「自分もジャングルの一員になった感覚ですっかり入り込んで観てしまった!」という少年以外全てCGで表現した最先端の映像技術に感嘆の声が集まる中、「自分らしく生きるモーグリの姿に生きる力をもらえた!」「仲間との絆と勇気に感動。共に生きることの大切さを教えてもらった」等、モーグリがジャングルで様々な冒険や出会いを通して「自分らしい生き方」を獲得していくストーリーに上映中何度も涙したという反応も多く見られた。
数多く登場する魅力的なキャラクターの中では、「トトロをモチーフにした」と監督のジョン・ファヴローが語るクマのバルーが人気で、主人公のモーグリとバルーが劇中で歌う「ベア・ネセシティ」を印象的なシーンとして挙げる声も多く、まさに、映像×ストーリー×キャラクターの見事な融合が大ヒットの大きな要因と考えられる。
ディズニーの伝統は、テクノロジーの最先端を追求し続けるスピリット。ウォルト・ディズニーの遺作、名作アニメーション『ジャングル・ブック』(67)の動物たちが躍動するジャングルの世界観を描き切るために、映像技術が追いつくのを待たなければならず、その世界を完全に実写化するには50年以上の年月が必要だった。そんな本作に相応しく、ジョン・ファブロー監督が、VRコンテンツを制作した。
到着した映像は『アバター』などの表現技術で高い評価を得ているVFXポストプロダクションWETAが制作したもので、Gear VRアプリ『Milk VR』で閲覧可能だが、ブラウザでも充分楽しむことができる。人間のような支配力を得ようと考える、キング・ルーイの隠れ家を360度堪能できる。本編では観ることができない方角で他の猿たちが何をしているのか?そしてパパイヤの中にある物が隠されていることも監督はほのめかしている。
スクリーンの隅々までディテールにこだわった、瑞々しく美しいジャングルと生き生きした動物たち。厳粛な現実に毅然と立ち向かう力を描く世界観。観るものは、映像革命によって語ることが可能になった生命の物語に驚嘆するだろう。
■参照リンク
『ジャングル・ブック』公式サイト
http://www.disney.co.jp/movie/junglebook
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