離婚から希望の兆しを見つけるのはなかなか簡単なことではない。ただ、高い授業料を払えば、何かしら得られる教訓はあるものだ。離婚によって、以前より少しだけ賢くなったセレブたちの発言を紹介しよう。
豪華な式を挙げたものの、結婚からわずか72日、2011年10月に2人目の夫でNBAプレーヤーのクリス・ハンフリーズとの離婚を申請したキム・カーダシアン。それから10か月後の2012年8月、彼女は『InStyle』誌上で、離婚後の心境の変化をこう語った。「私って、いつもすぐに恋に落ちちゃうタイプなの。彼氏ができるたびに、自分の頭の中で結婚式の計画を練ってしまうのよね。(今回の離婚から)物事は慎重に進めるべきだってことを学んだわ。この人(クリス)のことは愛していたけど、私にとってはあまりいい状況じゃなかったっていうだけ。顔をしっかりと上げて、これからは自分の人生を生きるようにするわ」。
一方、2005年に人気俳優ブラッド・ピットとの離婚に至ったジェニファー・アニストンの場合。彼女は同年、『GQ』誌のインタビューで、「私はこの(ブラッドとの)関係に縛られていないの。結婚中もそうだったし、離婚後もそうでありたいと思っているわ。それって、私にとってはすごく重要なことよ。みんな同じところにとどまっていないで、それぞれの人生を生きましょうよ。それでみんなが幸せになればいいと思うわ」とコメント。
2006年に、7年間連れ添ったライアン・フィリップとの離婚を申請したリース・ウィザースプーンは、その5年後、『Glamour』誌のインタビューで、過去の失敗から学ぶことがいかに重要かを語っている。「いつも言っていることだけど、大事なのは1人の人間を責めないということね。どんな形であれ、自分が多少なりとも関わっているのであれば、自分も非を認めるべきだわ。それには何度も厳しく自分を見つめることが必要なの。それを経験することが重要ね。自分に同じ過ちを二度と繰り返してほしくないもの」
ちなみに、キムは現在、ヒップホップ・スターのカニエ・ウェストと交際中。恋多き女優として、ブラッドとの離婚後も数々のスターと浮き名を流してきたジェニファーは、交際1年を経て俳優/脚本家のジャスティン・セローとこの夏に婚約。リースは自身が所属するエージェントで働くジム・トスさんと2011年3月に結婚し、今年9月に男の子を出産したばかり。それぞれ過去の教訓を生かせるか、今後も要注目だ。
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