リオ・オリンピックのウェイトリフティングといえば105キロ超級でジョージアのラシャ・タラハゼ選手が、スナッチ215キロ、ジャーク258キロのトータル473キロの世界新記録で金メダルを獲得し、世界的にも大きな話題となっているが、予選で敗れたある選手の陽気すぎるパフォーマンスが、ネット上で拡散中だ。
https://youtu.be/St8TJlIjLgw
太平洋上の島国キリバス出身のデイヴィッド・カトアタウ選手。
男子105キロ級に出場し、順位はグループB6位と、残念ながらグループリーグ敗退だったが注目を浴びたのは、彼の紳士的ながら人を喜ばすパフォーマンスの数々。
持ち上げることが出来なかったが、倒れこんですぐにクルリと軽快に回転しながら立ちがり、バーベルに軽くキス、若干照れながら顔をパチパチしながら、観客に挨拶。
この潔さだけでもがっちり人々の心を掴んだように見えるが、さらにムキムキの肉体を誇示するような変なダンスを披露、何とも言えないステップを踏みながら手を上げ声援に応える姿はまるで芸人のようだ。
開催国によってはヘタするとペナルティーを食らいそうなほど、サービス精神旺盛なパフォーマンスだったが、そこはラテンノリのブラジル。大盛り上がりの中競技を終えた。
記録の凄さやメダルの話題に集中しがちなオリンピックだが、彼のようなグッドルーザーもまた観客にとっては英雄といえるだろう。
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