話題のアメコミ映画『ワンダーウーマン』について、多くの人が知らないであろう9つの事実を映画サイト<HOLLYWOOD.COM>が紹介している。


シャーリーズ・セロンが主演女優賞を総なめにした『モンスター』(2003年)のパティ・ジェンキンス監督が手がける最新作『ワンダーウーマン』。イスラエル出身の女優ガル・ガドットが、『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』と2017年公開予定の『ジャスティス・リーグ(原題)』に続いて、DCコミックス最強のスーパーヒロイン、ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンスを演じる。

2016年7月21日~24日に米カリフォルニア州サンディエゴで開催された「コミコン(Comic-Con International 2016)」で公開された本編映像満載の最新予告編が話題になったばかり。そんなタイミングで、米<HOLLYWOOD.COM>が「映画『ワンダーウーマン』についてあなたが知らないであろう9つの事実」というトリビア記事を掲載したので、ちょっと気が早いかもしれないが紹介しておこう。

①ガル・ガドットは役作りのために17ポンド(約7.7キログラム)も筋肉を増やし、様々なマーシャルアーツのトレーニングを行った。映画デビュー作でもある超人気シリーズの4作目『ワイルド・スピード』(2009年)では瑞々しい魅力を放っていたが、今作では鍛え上げられた肉体と深みを増した演技を見せてくれそうだ。

②実はガドットは、初めてアメリカ人以外でワンダーウーマンを演じた女優となった。とはいえ実写化作品は70年代に数本制作された程度である。

③彼女がワンダーウーマン役に選ばれたのは、地中海人種の血が流れていることと、兵役によりイスラエル国防軍での軍事経験を持つことが決め手になった。

④アンジェリーナ・ジョリーは2005年にワンダーウーマン役をオファーされたが断っている。たしかに当時のアンジーならばハマり役だったに違いないが、アメコミ映画の成功例が『スパイダーマン』くらいしかなかった状況では断る気持ちもよく分かる。

人気俳優クリス・パインがアメコミの実写版に初めて出演する。アクションからラブコメまで幅広く活躍するイケメン俳優パインは現在、新映画版『スター・トレック』でカーク船長を演じている。今作のスティーブ・トレバー役でどんな演技を見せてくれるか気になるところだが、ワンダーウーマンとのラブシーンはあるだろうか......?

⑥時代設定は『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』より100年前で、第1次世界大戦時下が舞台になっている。今シリーズの年齢設定は200歳以上という噂もあるので、時間軸的に少なくとも100歳前後のおばあちゃんである。

⑦ワンダーウーマンは『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』で登場するときよりも無邪気に描かれている(100年後を描いた同作よりずっと若い年齢で描かれているので、世界に対して理想的な考えを抱き、自信や経験が不足している感がある)。今後『~ジャスティスの誕生』以前の時代を舞台にした続編が制作されるのか、気になるところだ。

⑧『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』、『ジャスティス・リーグ(原題)』を手がけるザック・スナイダー監督が、第1次世界大戦の兵士役でカメオ出演している(彼は『ワンダーウーマン』ではプロデューサーを務める)。ちなみに全米公開中の『スーサイド・スクワッド』のあるシーンにも関わっているそうで、オタクなザック監督だけにアメコミ作品には関わらずにいられないのだろう。

⑨アメコミの実写版を手がける女性監督は2人目(1人目はマーベルの実写映画『パニッシャー:ウォー・ゾーン』を手がけた女性監督レクシー・アレクサンダー)。今後は、ぜひキャスリン・ビグロー監督(『ハート・ロッカー』『ゼロ・ダーク・サーティ』ほか)などにもアメコミ映画に参戦していただきたいところだ。

DCコミックスの看板を背負う大本命映画『ワンダーウーマン』は、2017年6月2日に全米公開予定。いち早い日本公開に期待しよう。

https://www.youtube.com/watch?v=5lGoQhFb4NM


【参照リンク】
http://www.hollywood.com/movies/9-things-you-didnt-know-about-the-new-wonder-woman-movie-60610274/


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