コスプレといえばアニメやSF映画のキャラクターを思い浮かべるが、アネリス・マリア・フランシーンさんの場合は一味も二味も違う。


フランシーンさんがなりきっているのは、『風と共に去りぬ』のヴィヴィアン・リーや『ローマの休日』のオードリー・ヘプバーンといった、美の象徴たるハリウッド女優たちである。

フランシーンさんは現在17歳、ベルギー・ルーバンの大学生だ。今は歴史の勉強に励んでいるが、将来はファッション業界やモデルの仕事をしたいと考えている。その熱意をインスタグラムにぶつけたのがこのなりきりシリーズだ。彼女は若者向けファッションサイト、『セブンティーン・ドットコム』のインタビューで、「メイクやヘアで変身して、映画の登場人物や自分以外の人になりきるのが好き」と話している。

しかし、もともと古いハリウッド映画を好きだったわけではない。1年ほど前に髪をピクシーカットにしたとき、「オードリー・ヘプバーンに似てる」と言われるようになったのがきっかけでオードリーの映画を観るようになった。そして「エレガントな銀幕の魅力にひとめぼれしちゃった!」ということらしい。

フランシーンさんは近く、メイクのハウツー動画をつくる予定だという。

Roman Holiday hair and makeup test. ✨ I cut up a wig into 4 pieces to make the back and sides of my hair appear short. I think it turned out alright! Although I'm probably going to chop it off for real later this year.