今や我々の日常にすっかり浸透した"インターネット"。だがカンザス州立大学の調査結果によると、職場でのインターネット使用のうち8割は仕事に関係ない、つまり"私的なもの"だという。
ちなみに英語では、職場での私的なネット閲覧は"サイバーローフィング(cyberloafing、loafはだらだらする、怠けるなどの意)"と呼ばれる。
『コンピューターズ・イン・ヒューマン・ビヘイビア』誌の最新号で発表されたこの結果。同大学のジョセフ・アーギン助教授は、「特に若い人には、勤務中のSNS利用が"容認できない行為"だと認識させるのは至難の業です」と語る。
「(勤務中のネットの私的利用を禁止するという)職場のポリシーを掲げるだけでは、彼らの態度や行動は変わりません。自分たちのネット使用状況が監視されているとわかっていても、大して気にしていないのです」
なお今回の研究では、若者はFacebookをはじめとしたSNSに、そして中年以上は自分の資産管理についてネットを閲覧する、という傾向があることもわかったそうだ。2011年には「勤務中にネットを閲覧することで、従業員の生産性や創造性がアップする」という別の調査結果も発表されている。とはいえ大抵の場合は、仕事への好影響よりも「ポルノ鑑賞」や「何らかの違法な取引への加担」、「ファイルのダウンロードで職場のPCがウイルス感染」などのリスクに繋がる可能性のほうが高いのでは?
"息抜き"程度にしておけば問題ないと思うが、かなり依存している人が増えているのは事実だろう。
(参照元:yahoo.com)
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