世界で初めて義足をつけたとされるアジア象のモーシャが、数年ぶりに義足を新調した。
https://www.youtube.com/watch?v=Yyp4alF7iL0
生後7か月の頃、タイとミャンマーの国境付近にある地雷によって右前脚を吹き飛ばされてしまったモーシャ。外科医のTherdchai Jivacateさんに発見されて一命をとりとめたものの、このまま成長しては3本脚で体を支えることが不可能になってしまうということで、世界で初めてゾウのために義足が作られたという。
義足を発明したJivacateさんは、これまでにも人間/動物を問わず、義足を必要とする全ての人のために20,000以上もの義足を作ってきた人物。モーシャが右前脚を失ってから今年で10年が経つが、過去6年で9足もの義足を与えてきたという。今回もさらなる改良を重ねた義足を贈ったとのことで、彼はモーシャの成長に合わせ、より頑丈で耐久性のある義足を作るべく、今後も改良と勉学に励むと語っている。
モーシャがJivacateさんに甘えたりじゃれあったりする動画からは、両者の間に強い信頼関係が築かれていることがわかる。命の恩人の存在をいつまでも忘れないモーシャと愛情深い外科医の姿に、ネットでは
「感動した」
「世界は彼のような人間を必要としている」
「彼は英雄に違いない」
「素晴らしい仲間だ」
「動画のラスト30秒間、涙せずにはいられない」
と、感動の声が数多く寄せられている。
【参照リンク】
http://www.sciencealert.com/
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