先日、主演のアレクサンダー・スカルスガルドがプロモーションで来日!アメリカで公開するやいなや、大ヒット1位を記録するなど、日本でも大きな話題を集めているアクション大作『ターザン:REBORN』。本作は、全てを手に入れた英国貴族・ターザンが、故郷と妻のために持てるものを投げ打ち、再びジャングルに戻るという、これまでの"ターザン"とはまったく異なった新たな物語として描かれている。

そんな本作は、これまでの"ターザン"が持つイメージをガラッと覆す新たな一面も大きな見どころのひとつだが、実はその陰には本作ならではの"特殊"な苦労話が。そこで今回は、これを知っておけば『ターザン:REBORN』がもっと楽しめること間違いなし(?!)の、3つの裏話を大公開しよう!

高身長、アレクサンダー・スカルスガルドのスタントマンの正体は、プロバスケットボール選手だった!


本作の主人公・ターザンを演じるのは、先日遂に来日を果たし、ハンサムなお顔立ちはもちろんのこと、サービス精神が旺盛すぎる気さくな人柄で、日本の全女子たちをメロメロにしたアレクサンダー・スカルスガルド。アレクといえば、父にスウェーデンの名優・ステランを、弟には個性派俳優・ビルを持つ、芸能一家生まれであることでもお馴染みだが、同時に、【高身長一家】としても有名だ(ステラン190cm、ビル192cm、なんとアレクは194cm!)。そんな高身長な彼のスタントマンを本作で務めたのは、なんとプロバスケットボール選手というのだから驚き。スケジュールがめまぐるしく動く慌ただしい映画のため、アレクのスタントマンは二人いるのだが、そのうち一人は『KICK-ASS 2』(13)でも活躍したスタントマン。スタント・コーディネーターが「すばらしい体型の人が二人もいたなんて、私たちはとてもラッキーだったと思います(笑)」と語るほど、アレクのスタントマン探しは難易度の高いミッションだったようだ。

とにかく"不自然な動き"を取り入れた!目を釘付けにさせるスーパーアクションはこうして生まれた


"ターザン"と聞くと、蔦を使ってぶらさがって揺れたり、木から木へ移動したり...という動きを想像する人が多いはず。実は、前後に行ったり来たりするか、弓形に動くかだけの"平面的"に見えがちなターザンの動きが、本作では観る者の目を奪うまったく新しい迫力満点のアクションに生まれ変わっている!その例が、コンゴの都市・ボーマでのシーン。360°のスウィングをつけるなど、不自然な動きを取り入れながら、新しいアクションを作り上げている。さらに、そういった不自然な動きを自然にふるまえるよう、大規模なリハーサルを入念に繰り返したという。そんな試行錯誤を繰り返しながら生まれた、いまだかつてないド迫力なアクションの数々を、スクリーンで体感するべし!

"ターザン"らしい動きを研究!ポイントは"しなやかさ"と"ワイルド"の使い分け


ターザンの動きに対してはこんなこだわりも。"一人の男が右から左へと移動しているだけ"というような動きにはならないように、ディズニーなどアニメ映画から研究を重ねたという。どのように動いているか、いかに優雅な動きかという点に着目し、監督のデイヴィッド・イェーツは、「とにかくすべての動きを優雅に」と演出。

また、動物の動きも研究。中でも注目したのは、ゴリラやジャングルキャットたちの動きだ。アレクに対し、ジャングルの猫の動きの様な優雅さ、しなやかさといったものと、ゴリラの身体的な特徴を組み合わせて動くようリクエストしたという。アレクサンダーの動きがなるべくスムーズになるように、そして戦う時は瞬時にしてゴリラのスタイルになるように、"しなやかさ"と"ワイルドさ"の使い分けがポイントだったそう。そんなアレク演じるターザンのこだわり尽くされた動きにも要注目だ!


いよいよ今月30日に公開される本作。新ターザンに隠された"特殊"な苦労の数々を、スクリーンで確かめてみて!

映画『ターザン:REBORN』は、2016年7月30日(土)より、丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか2D/3D全国ロードショー!

(C)2016 EDGAR RICE BURROUGHS, INC., WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC.



■ 映画『ターザン:REBORN』公式サイト
wwws.warnerbros.co.jp/tarzan/

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