連日「ポケモンGO」にまつわる事件事故が発生している中、指名手配中の男が警察署のポケモンジムに引き寄せられ、そのまま逮捕されるという間抜けな事件が起きた。

https://youtu.be/Gom4rfiB0Hk


26歳のウィリアム・ウィルコックス容疑者は、木曜日の朝ミシガン州ミルフォードで「ポケモンGO」をプレイ中にミルフォード警察内にポケモンジムがあることを発見。

警察の役員数名とトーマス・リンドバーグ署長は、ここ数日、「ポケモンGO」をプレイする人々がここを行き交うことを認識しており、その日も何気なく、パジャマ姿で警察署の周りをうろついている男に目をやっていたが、どうもここ数日捜査していた指名手配犯に似ていることに気付き逮捕。彼らの予想通り、不法侵入で逮捕令状がでているウィルコックス容疑者であることを確認した。

散々苦労していたにもかかわらず、あっけなく幕切れを迎えた逮捕劇に、署長は「子供たちや若者がこのゲームで危ないところへ行くことだけが心配だったが、(犯人が捕まるとは)ケガの功名だね」と語っている。

問題が続々発生し、「バカ発見機」となりつつある「ポケモンGO」。ゲームの中毒性に関する警鐘が鳴らされると同時に、これだけのプレイヤー数がいる現状を考えると、愚か者が現れるのは必然との声もあがっている。

今回の容疑者に関しては、バカすぎる犯罪行為を表彰する「ダーウィン賞」ノミネート確実との意見もある。いずれにしても、さらなる馬鹿な犯罪者が増えないことを願うばかりだが、良くも悪くも今年の社会現象になることは確実だろう。

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