7月6日は米国のナショナル・フライドチキンデー。フライドチキンといえばKFC、ケンタッキーフライドチキンのカーネル・サンダースである。日本では、昭和60年に阪神タイガースのセ・リーグ優勝で、あおりを食って道頓堀に投げ込まれたことから生まれた「カーネル・サンダースの呪い」がよく知られるが、今回はその都市伝説ではなく、知っているようで意外と知らないカーネル・サンダース本人について取り上げてみたい。
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"カーネル・サンダース"ことハーランド・デーヴィッド・サンダースは1890年9月9日、インディアナ州ヘンリーヴィルで生まれた。（ケンタッキー州生まれではない）
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車掌、鍛冶工、販売員、ボートの操縦士などいろいろな仕事をしたが、職を転々としたのは、よくかんしゃくを起こしてクビになったからだといわれている。
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40歳のとき、ケンタッキー州コービンにあるガソリンスタンド脇にサービスステーションをオープン。その後、店はチキン料理を提供するレストランへと成長する。
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近くの商売敵と銃撃戦になり、店の従業員が1人死亡したことがある。
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フライドチキンのレシピで特許を取得後、1952年に初めてのフランチャイズ店をソルトレイクシティにオープンした。
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カーネル・サンダースの"カーネル"とは大佐の意味ではあるが、軍で得た階級ではなく、彼の功績を称えてケンタッキー州から贈られたものである。
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1964年に600店舗以上のフランチャイズ店を200万ドル（約2億円）で売却したが、会社の広告塔として引き続き働いていた。
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その後、会社の方向性に不満を持つようになり、「カーネル」という新たなレストランをオープンさせた。これに対しKFCは、名称の権利を持っているのは自分たちであるとして「カーネル」を提訴し、1975年に示談が成立したと報じられている。
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サンダースは1980年12月16日に死去。現在、KFCとサンダース家に繋がりはない。
■参照リンク
http://www.aol.com/
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