『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ハッピーフライト』の矢口史靖監督が小日向文世を主演に迎えた最新作『サバイバルファミリー』が2017年に公開される。
シンクロ男子高校生、ビッグバンド女子高生、ロボット業界などなど...常にユニークな題材を独自な視点で描き、ユーモアと感動にあふれた作品を生み出す矢口監督にとって『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』(14)以来の新作となる『サバイバルファミリー』。日本映画界きっての娯楽映画の名手が今回描くのは「地球規模のトンデモハプニング」!?電気がなくなった世界である家族が大奮闘する空前絶後のサバイバルムービーが誕生した。
主人公で一家の主、亭主関白な父・鈴木義之と、その妻・光恵を演じるのは、小日向文世と深津絵里。シリアスからコメディまでどんな役柄も演じきってしまう演技派俳優2人が夫婦役としてタッグを組む。さらにその子供役として、泉澤祐希と葵わかなという、いま最も期待を集めるフレッシュ俳優が抜擢。「電気」消滅によって、もはや廃墟寸前となった東京を脱出する家族を熱演する!
もちろん、今回の作品も矢口監督のオリジナル脚本。矢口は「ようやく新作ができました!今まで僕が作ってきた作品とは、かなり違います。もしある日突然『電気』がなくなってしまったら、現代人は生きていけるのか?という、異色かつハード!笑っているだけでは済まされない映画になりました。ぜひ、映画館でご覧下さい。(※注意!)大変危険です。この一家の真似は絶対にしないで下さい」と自信を覗かせるコメントを寄せた。
9月から11月までの約2か月半の間、仙台、山口をメインに、大阪、神戸、静岡、千葉、横浜、羽田空港と、天候や時間と戦いながら、日本各所で行われたオールロケが行われた本作。「役者の皆さんにボロボロになってもらいましょう!」と息巻く監督によって、"12月目前の川で全力で泳がせる"、"風呂のシーンで、当日突然裸で入るところからの撮影を決定"、"家族全員に豚を真剣に追い掛け回させる"といった様々な無茶振りを受け、体力が奪われまくり、さらにはあばらを強打したという小日向は、「監督が憎らしく思うこともあった」とまで語っているようだ。
さらに、鈴木一家のほか、脇を固める俳優陣も超豪華。アウトドアが趣味で、イケてるけどイケ好かない斎藤一家を、時任三郎、藤原紀香、大野拓朗、志尊淳が、川崎で米屋を経営する吉田富子を渡辺えりが、リップクリームを手放さない義之の同僚・高橋を宅麻伸が、さらに、鹿児島で独り住まいをする光恵の父・重臣を柄本明が演じている。
東京に暮らす平凡な一家、鈴木家。お母さんが話しかけても、お父さんはテレビに夢中、息子はヘッドホンから流れる音楽に夢中、娘はスマホでLINEに夢中。一緒にいるのになんだかみんなバラバラな、よくある家族。そんな鈴木家に起こった緊急事態!ある朝起きたら、電化製品が全部とまってる!!我が家だけじゃなく、お隣もそのお隣も、そのずーっとお隣も。電車に自動車、そればかりかガスや水道まで。翌日になっても、その翌日になっても状況は変わらない。ただの停電かと思っていたけれど、どうもそうじゃない...。突然訪れた超絶不自由な生活にほとほと困ってしまう人々。そんな中、父、義之が一世一代の大決断を下す!全ての電気が消えた世界の中で、家族に未来はあるのか!?超ダメ親父は、家族を守り切れるのか!?今、鈴木家のサバイバルライフの幕があがる!!
映画『サバイバルファミリー』は2017年全国東宝系にて超大型ロードショー!
(C)2017フジテレビジョン 東宝 電通 アルタミラピクチャーズ
■『サバイバルファミリー』公式サイト
survivalfamily.jp
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