7月11日深夜に放送された『月曜から夜ふかし』(日本テレビ)に、最新の歯科練習用ロボットが登場。リアルすぎて不気味さすら漂う独特な風貌とリアクションが、視聴者の間で話題となっている。


この日、同番組における【様々な最先端を調べてみた件】というVTRで、"最先端の歯科練習用ロボット"として登場したのは、なんともリアルな雰囲気が漂う"患者ロボ"。開発者である昭和大学歯科病院の槇宏太郎教授の説明によると、このロボットは、大学の歯学部で勉強する歯科医の卵たちが技術を磨くため、生身の人間の代わりに"治療"を施すための練習台だといい、状況に応じて「こんにちは」「はい、よろしくお願いします」といった簡単な会話ができるばかりか、目や胸元で組んだ手で表情を作ってみせたり、痛がったり、えづく素振りや顔をそむける仕草を見せたり、リアクションはあまりにリアルなもの。そのため、このVTRを見たMCの関ジャニ・村上も「こわっ!こわっ!」とかなりの衝撃を受けた様子だった。

ロボット開発の世界では、生身の人間に近いものを追い求め、日夜、開発が進められているが、こうしたリアリティは、あまりに行きすぎると、逆に独特な嫌悪感を人間に与えてしまうことになり(いわゆる「不気味の谷現象」)、不気味さを克服するためには、生身の人間と見分けがつかないレベルにまで完成させることが必要だとも言う。今回登場したこの患者ロボ、不気味であるかはともかく、医療の現場においては、近い将来、なくてはならぬ存在へと位置づけられそうな気配だ。

■ 『月曜から夜ふかし』公式サイト(月曜23時59分から日本テレビ系列にて放送)
ntv.co.jp/yofukashi/

■株式会社 テムザック (開発会社)
tmsuk.co.jp

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