射撃の腕を生かし、ひん死のワシを救った男性が映画に出てくるヒーローのようだと注目を集めている。

https://youtu.be/GQIhJQj32NA


米ミネソタ州に住むジェイソン・ガルビンさんは、2年間アフガニスタンに駐留していた元兵士。ある日のこと自宅近くで車を運転していて、20メートル超の木に、ロープでワシがぶら下がっているのを見かけた。

帰宅後、ジェイソンさんは妻のジャッキーさんと相談して自治体のあちこちに連絡、どうにか助けられないものか尋ねた。しかしジャッキーさんによると、返ってくる答えはいつも同じ。「あの鳥は2日半あそこにぶら下がっているんです、死んでますよ」というものだった。

だがジェイソンさんは、あのワシは生きていると確信していた。そこでジャッキーさんは、ロープを銃弾で撃ち抜くことを夫に勧めた。

だが、ジェイソンさんは慎重にならざるを得なかった。仮にワシが生きていても、銃弾が当たれば死んでしまう。さらにぶら下がっていたのは保護法で守られている国鳥のハクトウワシだったため、殺せば犯罪になる。それでもジェイソンさんは諦めなかった。隣人からライフルを借りておよそ1時間半、150発の銃弾を撃ち、ワシの解放に成功したのである。もちろん、弾は一発もワシに当たらなかった。

夫妻はこのワシを「フリーダム」と名づけ、救護センターへ連れて行ったという。まさに任務完了!といったところか。

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