アリゾナ出身のGillian Panasewiczが休暇でメキシコのコルテス海に訪れた際、なんとクジラが小型漁船に体当たりする衝撃的なシーンを偶然カメラに収めた。
<The Globe and Mail>が報じたところによると、突如として海面に躍り出たザトウクジラが小型漁船に体当たりし、転覆しそうなほどだったという。しかし幸いにもクジラもボートも無事で、ケガ人も出なかったようだ。
ほ乳類とはいえ、ザトウクジラは体長15~18メートル、大きいものになると体重40トン。その巨躯から繰り出される体当たりをモロに食らってしまえば、小型船などひとたまりもないだろう。
彼らは1960~70年代に捕鯨産業が栄えピークを迎えて以降、劇的にその数を減らしていった。現在は保護されているが、アメリカの環境保護主義者たちによれば、いまなお危急種(絶滅の危険が増大している種)であることには変わりないようだ。
映画さながらの迫力満点な体当たりだが、捕鯨に対する怒りをぶつけた...というは考えすぎか。
(参照元:dailymail.co.uk)
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