日本が生んだ稀代の映画俳優、高倉健の魂を描いた長編ドキュメンタリー映画『健さん』の予告が公開された。
https://youtu.be/juTD5tS5AoQ
2014年11月10日、日本映画のひとつの時代が幕を下ろした。"最後の映画スター"高倉健、逝く――。1960 年代のプログラム・ピクチャー全盛期に任侠映画のブームを牽引し、映画館に詰めかけた観客を熱狂させ、主題歌を合唱させ、時には男泣きさせた。スクリーンから発せられる圧倒的な存在感にふれた観客は、親しみと敬意を込めて、こう呼びかけた――「健さん!」。しかし我々は"健さん"を本当に知っているのだろうか?
生前に、限られたインタビューしか受けなかったこの不世出のスターの素顔は、わずかな情報の中でしか明らかにされていない。彼は何を考え、どう行動し、何を成し遂げてきたのか? 『健さん』はそんな疑問への答えを提示した初のドキュメンタリー映画である。
監督はニューヨークを拠点とし、写真家としても活躍する日比遊一。マイケル・ダグラス、ジョン・ウーといった海外の名優、名匠のインタビューからは、映画、そして日本の美学を紐解き、日本映画の黄金期を彩り、今日もなお活躍し続けるクリエイター陣の証言からは、高倉健の輝かしいキャリアとともに、古き良き日本映画の歴史をも辿っていく。「漫然と生きる男ではなく、一生懸命な男を演じたい」「どんなに大声を出しても、伝わらないものは伝わらない。むしろ言葉が少ないから伝わるものもある」― 高倉健の人生哲学は、今もなお、我々の心を熱くさせてやまない。
この度解禁された予告編では、在りし日の高倉健さんにゆかりのある、国内外の映画人、関係者が多数登場し、知られざるスターの姿を浮かび上がらせる。ジョン・ウー監督がトム・クルーズを撮影する時に健さんのスタイルを意識し、『ブラック・レイン』で共演したマイケル・ダグラスが高倉健から多くを学んだと語り、マーティン・スコセッシ監督は、高倉健は本物のアーティストであったと評する。その他、国内からは降旗康男監督や山田洋次監督など巨匠監督らも登場するほか、高倉健の実妹、森敏子氏が母親のエピソードを語るなど、大変貴重な映像が使われている。
『健さん』8月20日(土)、全国ロードショー
(C)2016 Team "KEN SAN"
■参照リンク
『健さん』公式サイト
http://respect-film.co.jp/kensan/
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