先日、石田スイ原作の超人気コミックス「東京喰種 トーキョーグール」の実写映画化が決定し、ネット上などで大きく話題になった。そしてこの度、本作の主演を窪田正孝が、ヒロインを清水富美加がつとめることがわかった。
先日の実写映画化発表の際、原作者の石田は、SNSで、主役キャストについて「映画の製作側の方々に、(かなり...)我侭を聞いていただいて、連載当初(4,5年程前でしょうか)より『(そんなつもりは殆どないけど)実写やるなら、この人がいいな』と思っていた方に、やっていただけることになりました。」とコメント。これに対し、ファンからは「とても気になります!」「すごく楽しみです」「先生の選んだキャスト大期待です︎」「一切妥協してほしくありません」と期待の声が続出していた。
そんな期待を受けた窪田が演じる主人公・金木研(カネキ)は、人間でありながらも、人間を食べることでしか生きることができない【喰種(グール)】に半分変化してしまう大学生。カネキと出会うヒロインの女子高生、霧嶋董香(トーカ)を演じるのが清水だ。
人気作品の実写化出演に対し、窪田は「たくさんの原作ファンの方の意見、思いがあると強く受け止めています。石田スイ先生のメッセージも読ませていただきました。有り難すぎるお言葉に気持ちが救われました。ただ実際は自分もビビっているのが本音です。先生をはじめ、ファンの方の大切な大切な東京喰種という作品。誠に微力でありますが金木研くんという大役に寄り添い、深く大事に演じさせてただきたく思います」と意気込みを語っている。さらに、清水は「声をかけて下さった方々に後悔をさせたくない、という思いと、役を頂いた以上、物語の持つテーマを感じとっていただけるように、いや、そのテーマが何かも今は分からないのですが、詰めて詰めて、撮影が終わったら死んでもいいくらいの気持ちで真摯に作品に望んでいきたいと思っております」と、ドラマや映画だけでなく、バラエティ番組での活躍も光る若手個性派女優らしく、力強いコメント。
また、原作者の石田は、実写化に対し、「どこかでも発言しましたが、実写化に関して、もちろん不安はあります。映画の製作側の方々が本当に根気良く、原作者である自分の意見を聞いてくださっていて、自身の不安は少しずつですが取り除かれました。ものをつくる環境としては、とても健全な場所だなと感じておりますし、本来そうあるべきだと思います。しかし、それによって映画が良くなるのかはわかりませんし、結局ダメになっちゃうかもしれません。ただ、個人的な望みを申し上げれば、『健全な環境でつくればちゃんと良いものが出来るんだ』ということを、監督の萩原健太郎さんには、証明していただければ良いな、と願っております」と思いを語り、さらに、残りのキャストに関して、「主役の方々もそうですが、『まさかこの人が...』という方も中には紛れ込んでいて、その方々に関しては、もう普通にファンとして観ちゃうなあ、と今から感じております。純粋にどうなるか楽しみです」とファンの期待がますます高まるコメントを残している。
映画『東京喰種』は2017年夏全国公開
(C)石田スイ/集英社 (C)「東京喰種」製作委員会
■参照リンク
映画『東京喰種』公式サイト
tokyoghoul.jp
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