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『プラトーン』『氷の微笑』『ターミネーター』は彼なしでは生まれなかった!「ハリウッドがひれ伏した銀行マン」に迫る衝撃映画

2016/06/11 12:30 投稿

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ハリウッドを変えた伝説的な銀行マンを描いた感動のドキュメンタリー『ハリウッドがひれ伏した銀行マン』が、7月16日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次ロードショーされる。この度、本作の予告編が解禁された。

https://youtu.be/CrsxzbyFZDY


予告編では、娘ローゼマインのナレーションに始まり、往年のプロデューサーや俳優陣から次々とアフマンの話が語られていく。懐かしい映像・インタビューと共に、彼がハリウッドで成し遂げた偉業の片鱗をうかがい知ることができる。また、1987年に開催された 第59回アカデミー賞の映像もあり、プロデューサーが壇上でアフマンに感謝の意を述べる歴史的な瞬間も収められている。フランズ・アフマン、彼はいかにハリウッドを変えたのか。そして彼を知る者たちが語るアフマンの姿とは。まるで見ているものを当時のハリウッドの舞台裏へと誘うかのような、魅力的な予告編が完成した。


あわせて公開されたポスタービジュアルでは、スーツを着こなしたアフマンが優しい笑みを浮かべている姿が描かれている。また、彼の関わった作品名と数々の映画人たちとの写真が背景に描かれており、まさに本作を象徴するようなビジュアルとなっている。

1970年代半ばから1990年代にかけて、アメリカ映画界では新興映画会社の送り出す作品に市場を左右されるケースが頻繁に起きていた。彼らはメジャースタジオ映画社にない題材を取り上げ、斬新なキャスティングで注目作品を量産していたのだ。『コンドル』、『キングコング』(1976年版)、『ターミネーター』、『ランボー/怒りの脱出』、『薔薇の名前』、『プラトーン』、『恋人たちの予感』、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』といった作品群は今も世界中で愛されているが、こうした作品の製作をサポートしたのが、ひとりのオランダ人銀行マン、フランズ・アフマンだったことは意外に知られていない。

1987年の第59回アカデミー賞で、『プラトーン』をはじめアフマンが手がけた作品が8つのアカデミー賞を受賞した。『プラトーン』のプロデューサーは授賞式で「本当に必要とする時にフィリピンのジャングルに資金を用意してくれた」と感謝の意を表した。

ロッテルダムの銀行員にすぎなかったアフマンは、イタリア出身の大プロデューサー、ディノ・デ・ラウレンティスの知己を得て、ともに"プリセールス"というセールスのシステムを開発した。この方法を利用してアフマンは新興映画会社に次々と融資を行い傑作を生みだしていった。各国のインディペンデント配給会社もアメリカ映画の大作を手がけることが可能になり、日本でも東宝東和、日本ヘラルド、松竹富士、GAGA などの会社がその恩恵に浴することになった。ひとりの銀行マンが編み出したこのシステムが世界の映画市場を大きく変えた―― その一部始終が本作によって明らかになる!

映画『ハリウッドがひれ伏した銀行マン』は、7月16日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷にてレイトショー、ほか全国順次ロードショー

■参照リンク
映画『ハリウッドがひれ伏した銀行マン』公式サイト
www.hollywoodbk.com

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