水や風、煙などの特殊演出と映像が臨場感満点で連動することで話題の「4DX」専用作品、映画『雨女』は、『呪怨』シリーズの天才監督! 清水崇の最新作だ。男の子を抱えた女性が踏み切りの前にいる少女の眼前で電車にひかれるという悪夢を、雨の晩に必ず見てしまう少女の恐怖を描く物語で、その主人公・理佳をアクション女優の清野菜名が大熱演! ホラー映画初主演という超大任を果たした清野に、映画『雨女』についてたっぷり聞いたぞ!


――体験型上映システムの「4DX」は、ここまで雨が! と思うほどでしたが、実際に体験された感想は?

わたしも同じ意見なのですが、ここまで雨が降るとは思っていなかったです(笑)。けっこう濡れてしまいました。自分が出ている作品なのにもかかわらず、びくびくしながら観ていましたね。

――この『雨女』は「4DX」用に作っているそうで、撮影方法や清水崇監督の演出など、いつもと違うような点はありましたか?

清水監督は世界観をとても大切に作る方だったので、撮影中は現場の雰囲気を作るためにカメラのセッティングなどに時間をかけられていましたが、「4DX」ならではみたいに感じることは実はなかったです。

――非日常的で、たとえば絶叫もしなければいけない、ホラー映画での表現はいかがでしたか?

今回は普通のホラー映画に比べて、そういう表現は少なかったと思います。ストーリーとしても主人公が怯えて怯えてという感じではなく、(起こっていることに対して)疑問が続いて続いてという感じだったので、葛藤している表情が多かったと思います。

――女優として、表現の幅が広がるような感触はありましたか?

そうですね。今までに体験したことがないような瞬間も多々あったので、瞬発的にある表情をするという表現は難しかったですね。その場でも思いましたが、この難しいと感じた経験を、次の機会に上手くいかしたいなと思いましたね。


――初挑戦の体験も多かったと思いますが、『雨女』の出演を振り返って想うことはありますか?

最近でも地獄の鬼とか(笑)、濃くて人間離れしたキャラクターの役柄が多かったので、こういう普通の女の子の役が意外となかったんですよ。だから、普通であればあるほど、普通でいることが難しかったですね。普通とは何か? というテーマを、撮影中はいつも考えていましたね。でも考えすぎるとただの会話のシーンもぎこちなくなってしまうので、本当に難しかったです。

――また、今後得意のアクションを活かして、どういう活躍をしたいですか?

ミラ・ジョボビッチさんを観てアクションを始めたので、いつか共演できたらいいなあと思っています。だから『雨女』も海外で公開されればいいなあとも思います。

――今日はありがとうございました! 最後に『雨女』を待っているファンにメッセージをお願いいたします!

「4DX」の迫力はもちろんですが、しっかりとしたストーリーも見応え十分です! 劇場で雨が降って濡れて帰る経験はあまりないと思うので、友だちなどと一緒に観に行って、夏の想いでのひとつにしてください。





映画『雨女』は、2016年6月4日(土)より、4DX限定公開!(C)2016「雨女」製作委員会

■参照リンク
映画『雨女』公式サイト
www.ame-onna.jp

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