エクアドルのサッカー下部リーグの試合で「44-1」という世界記録級の大差が生まれ、ギネス更新への期待が高まった。

https://youtu.be/f5wl04aifVo


3部リーグ、ペリレオ・スポーティング・クラブは、インディネイティブから44点をもぎ取り木っ端微塵に撃破。エースストライカーのロニー・メディナはこの試合で18得点を挙げた。

映像を見ると、守備がとにかくザルすぎる。いとも簡単にゴールを許しているのだ。FWにはすぐに突破され、DFもキーパーも反応が遅すぎる。試合解説の「ゴ〜〜〜ル」「ゴルゴルゴル、ゴール」という叫びにもだんだんイラっとしてしまうくらいヒドい試合だ。3部リーグの試合とはいえ、まがりなりにもプロであるということを考えるとあまりにもヒドすぎる。

44-1というスコア、間違いなくギネス更新級の試合と思われるが、ギネス記録の担当者は「あまりにも低レベルのリーグでの試合ということで記録に加えることはできません」と断言。

ギネスにおけるサッカーの大差の記録は、遡ること131年前の1885年、スコットランドのカップ戦1回戦のアーブローズFC対ボン・アコードFCの試合における36-0が未だに破られていない。ギネスの言うところの「世界トップクラスのサッカーの試合であること」という規程が曖昧なのでイマイチ釈然としないが、「エクアドルリーグ三部はアマチュアレベル」とギネスが判断したために記録は認定されなかった。

実は44-1というスコア以上に酷い試合は過去にも存在した。マダガスカルのサッカーリーグで2002年10月に記録したASアデマとSOレミルヌの149-0というスコアだ。単純計算で1分間で1.65ゴールという異次元のスコアだが、前回の試合の抗議に、一方的にSOレミルヌの選手が自陣にオウンゴールをぶち込み続けたといういわくつきの試合だったという。

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