世界中を魅了する大ヒットコミック『鋼の錬金術師』が、Hey! Say! JUMPの山田涼介主演で実写映画化されることが発表された。
漫画家・荒川弘によって、2001年から2010年まで連載された大人気コミック『鋼の錬金術師』は、全世界シリーズ累計部数7,000万部超という空前の記録を打ち立てた伝説的作品だ。幼き日に最愛の母親を亡くした兄・エドワードと弟・アルフォンスの波乱に満ちた冒険と成長のストーリーで、他コミック漫画にないオリジナリティ溢れる設定とビジュアルが男性ファンのみならず熱狂的な女性ファンをも獲得、深いメッセージ性は大人層の支持を得て、いまだ人気の熱は冷めない。
今回の実写化で、主人公の錬金術師・エドワード役を演じるのはHey!Say!JUMPの山田涼介(22)だ。『暗殺教室』シリーズの大ヒットが記憶に新しい彼は、イタリアロケから始まる大規模な撮影とアクションシーンが見所になる本作に挑むことに関して「(アクションについて)できる限りスタントは入れず、自分を追い込んでやってみたいと思っています。CGなどの技術の発達がある今この時代だからこそ、実現できる。原作ファンの方には勿論、原作を知らない方にも、この作品の凄さをスタッフ・キャスト一同で作り上げていけたらと、身体を鍛え役への理解を深めることで、今は決意が固まりました」と新たな進化を遂げようとしていることを感じさせる頼もしいコメントを寄せている。
さらに、本作のヒロイン、エドたちの幼馴染で機械鎧(オートメイル)技師のウィンリィ・ロックベル役に映画やテレビ、CMなど話題作への出演が続く本田翼(23)が抜擢。原作の大ファンを公表している本田は、出演について「プレッシャーが凄いです。原作ファン、そして私たちの世代にこそ観て欲しいし、観たいと思わせる作品にできたらと思っています」と意気込みを語る。
さらに、兄弟の良き理解者で、若き士官"焔の錬金術師"の名を持つロイ・マスタング役を俳優だけでなく映画監督、アーティストと多彩な才能を発揮するディーン・フジオカ(35)がつとめる。「学生時代にはボクシング、俳優のキャリアを始めてからは中華武術やテコンドーを含め日常的に練習し、過去の仕事でもアクションを撮影してきたので、その経験が今回の新しいチャレンジに活かせるよう頑張ります」と出演への意気込みを語る。
▲マスタング大佐の親友ヒューズ中佐役に佐藤隆太、
▲マスタングの側近ホークアイ中尉役に蓮佛美沙子、
▲ロス少尉役に夏菜。
本作で重要な役割を担う国家錬金術師のタッカ―役に大泉洋、
▲ドクター・マルコ―役に國村隼、
▲ハクロ将軍役に小日向文世が名を連ねる。
さらに、エドとアルの冒険に立ちはだかるホムンクルス(人造人間)役、謀略に長けた"色欲"のラスト役として松雪泰子。出演に際し、「世界中にファンがいる今作。演じさせて頂くキャラクターは原作ファンの方々の思い入れも強いキャラクターだとお聞きし、身の引き締まる思いです」とコメントを添えた。
▲"嫉妬"のエンヴィー役に本郷奏多、
▲"暴食"のグラトニー役に内山信二、
ホムンクルスと共謀するコーネロ教主役に石丸謙二郎と日本を代表する俳優たちが結集し、最強のドリームチームが"錬成"された格好だ。
本作で監督を務めるのは、2002年「ピンポン」を大ヒットに導いた曽利文彦。「『ピンポン』は企画段階から参加し、自らの想いが強く反映された作品ですが、今作はそれ以来となる、自らが立ち上げた作品であり、特別な思い入れがあります。『鋼の錬金術師』の世界観やテーマ性、そして"生きていくことの真実"を描いた、この素晴らしいストーリーを幅広い世代にご覧いただけるよう、チーム一丸となって全力で取り組んでいきたいです」と映画化への情熱を語った。曽利氏はジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』でCGも手掛けた映像のスペシャリストでもあり、まさに"ハガレン"の錬金術を駆使したアクションシーンを映像化するために必要不可欠な技量を持つ監督である。
邦画の常識をぶち破る究極のエンターテインメント『鋼の錬金術師』の今後の動向に目が離せない!
映画『鋼の錬金術師』は2017年冬、全国ロードショー
(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017映画「鋼の錬金術師」製作委員会
■参照リンク
映画『鋼の錬金術師』公式サイト
hagarenmovie.jp
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