「見た目でナメてると実は怖い動物ナンバー1」の呼び声高く、実はキレたら凶暴と恐れられているカバ。コロンビアの公園に夜な夜な食い物を求めて徘徊するカバの姿が確認され人々を恐怖に陥れている。
https://youtu.be/2tnV93bVHl0
近隣住民が撮影した映像では、公園の中を何食わぬ顔で闊歩するカバの姿が映しだされているが、お目当ては屋台の食い物のよう。実はこのカバ、近くのテーマパークから脱走してそのまま放置されているようだ。
コロンビアでは数年前にも飼育施設からカバが数匹脱走するという事件が起きているが、背景には麻薬王、パブロ・エスコバルが飼育していたものが「野良カバ化」した事件がある。
元々この国原産ではない動物を大量に連れてきたのが時の麻薬ギャング=パブロで、彼が自宅の動物園で飼育していたものだが、彼の死後、大量に野良カバ化したのだ。コロンビア政府もその一部は動物園などに移管したが、余りにも多すぎて一部は政府の委託でテーマパーク入りしたものの、その飼育状況はかなりずさん。
今のところ確保されたという情報もなく、公園の周囲で野生化していると思われるカバだが、陸地では時速40キロで走り、自分が決めた縄張りに入った侵入者に巨体で体当たりするというかなりたちの悪い性質を持つ。その小太りでおっとりとした見てくれから「赤ちょうちん帰りのお父さん」くらいの軽いノリで近づいたら最後、何度もいうが「カバは武闘派」である。
■参照リンク
http://www.mirror.co.uk/
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