近頃、一部の界隈で論争を呼んでいる、トイレに設置されたハンドドライヤーの衛生面での安全性。手洗い後に、従来のペーパータオルで拭く方法と、最新技術で強力な風を起こし乾かすハンドドライヤー、どちらが衛生的か?という疑問に、ついに終止符が打たれることになった。
「ハンドドライヤーでの手の乾燥は細菌を撒き散らして不衛生である」ロンドンのウェストミンスター大学の最新研究の結果、公共のトイレで、手洗い後に乾かす為に高速ハンドドライヤーに手を突っ込むことを改めざるを得ない驚きの事実が明らかとなった。
研究機関紙「The Journal of Applied Microbiology」に発表された検証結果によると、ハンドドライヤーは、すぐに手を乾かすことができる反面、従来の乾燥機よりも60倍以上の細菌を周囲にばら撒いており、さらに驚くべきは、紙タオルで手を拭くという旧来の方法よりも1300倍以上の細菌を広げているというのだ。
研究者は、被験者にウィルスを浸した水に手を浸した上で、異なる手の乾燥方法(ペーパータオルで拭く、普通のドライヤー、高速ドライヤー)の3つでウィルスの拡散を比較しこの結論に達した。
高速ドライヤーは、標準的なドライヤー約2.5フィート(約76センチ)の拡散に対して、約9フィート(約2.7)メートルと3.6倍もの距離に渡りウィルスを撒き散らす。
なお最も衛生的な方法はペーパータオルで手を拭くという方法で僅か10インチ(3センチ)だという。
Using a Dyson hand dryer is like setting off a viral bomb in a bathroom https://t.co/vyaS21erfM pic.twitter.com/1r5bS8Xmcz
- max marass (@beyondodds) 2016年4月26日
■参照リンク
Study reveals shocking reason you may want to avoid high-speed hand dryers - AOL
aol.com
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