4月15日にウルグアイで起きた大きな竜巻。ドロレスという街では4名が亡くなり、200人が怪我、400もの建物が倒壊するなど街に大きな傷跡を残した。そんな竜巻が引き起こした惨状を映し出した、ある靴屋に設置された防犯カメラの映像が話題になっている。

https://youtu.be/Vcomcwdhu58


靴屋のフロアに設置されている防犯カメラには、最初、普通に買い物をする人たちの姿が映し出されているが、晴天の空は徐々に暗くなり風が強まっていく。危険を察知した人々が奥に避難し始めた瞬間、入り口のガラス窓が吹き飛び、大量の破片のようなものが風とともになだれ込む。

その後、激しい風が陳列された商品を倒し、左右の窓も吹き飛ぶという大惨事に発展。窓の外に車も見えるが、あまりの強風に停止したままだ。竜巻が通り過ぎた後に何もなくなった店内で動揺する人々の姿や立ち尽くす店員の姿も見られる。

この突風は、F4という階級のかなり危険なハリケーン。"F"は"藤田スケール"をあらわし、これは、日本ではあまり馴染みはないが、竜巻を強度別に分類する等級のことだ。約4秒間の平均速度が93~116m/sの風によって、住家がバラバラになってあたりに飛散し、弱い家屋や倉庫のようなものになると跡形もなく吹き飛ばされてしまい、さらに、車も数十メートル飛ばされてしまうという恐ろしいものだったという。

https://youtu.be/Owp0puOA8tw


■参照リンク
F4 twister footage from inside a store in Uruguay
liveleak.com

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