本年度アカデミー賞にて『マッドマックス 怒りのデス・ロード』や『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などの大作を退け、見事に視覚効果賞を受賞、美しい女性型ロボット"エヴァ"を、感動作『リリーのすべて』で本年度のアカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデルが演じることでも話題沸騰中の映画『エクス・マキナ』が、6月11日(土)より公開される。この度、人工知能がもたらす恐ろしい未来を予感させる予告編が解禁された。
https://youtu.be/E4_f2YbDZf8
24歳のケイレブ(ドーナル・グリーソン)は世界最大のインターネット会社で働くプログラマー。ある時、会社の抽選会に当選し、賞品として普段は滅多に姿を現さないCEO、ネイサン(オスカー・アイザック)が所有する山あいの邸宅に1週間滞在できることになる。彼は美しい女性型ロボットに搭載された人工知能のテストに協力する。しかし実験は次第に怪しげな心理戦と化し、人間と機械の主従関係は崩壊していく...。
本作で監督デビューを果たしたアレックス・ガーランドは、本年度アカデミー賞にて脚本賞にノミネート。『ザ・ビーチ』の原作者で、『28日後...』『わたしを離さないで』で脚本を務めるなど、数多くの話題作を手掛けている。
ガーランド監督は本作についてこう語る。「ケイレブ、ネイサン、"エヴァ"3人の人間が繰り広げる頭脳戦です。互いが互いを試し、相手を精神的に打ちのめそうとする。そして主従関係を築いていくんです」
さらに、ガーランドは、監督デビュー作となる本作において、長年関心を持ち続けていたテーマに挑んだという。「人は人工知能やコンピューター全般に過剰なまでの恐怖心を抱きます。それは決して頭から離れません。人の性なのでしょう。ただ、私自身はあまりテクノロジーを危険視していないので、少し違う角度からアプローチを試みました。『エクス・マキナ』で私が寄り添おうとしたのは人間ではなくロボットです」と本作に込めた思いを語っている。
VFXを駆使したスタイリッシュなビジュアルと、登場人物も場所も限定されたミニマムなストーリーテリングで、人間と人工知能の主従関係を巡る心理戦を描いた、全てがアップデートされた最新のSFスリラーを見逃すな。
映画『エクス・マキナ』は6月11日(土)よりシネクイント他にて全国ロードショー
(C) Universal Pictures
■参照リンク
映画『エクス・マキナ』公式サイト
exmachina-movie.jp
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