鬼気迫る演技で悲願のアカデミー賞主演男優賞を獲得したレオナルド・ディカプリオ主演『レヴェナント:蘇えりし者』が4月22日(金)より公開となる。65年ぶり史上3人目の快挙となる2年連続のアカデミー賞監督賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥが監督、脚本、制作をつとめ、日本が世界に誇る鬼才・坂本龍一が音楽を手がけた今最も話題の作品だ。19世紀アメリカの広大な未開拓の荒野を舞台に、愛する息子を殺された男が、復讐のため約300キロの容赦ない旅を生き延びていく本作。この度、特別映像が到着し、徹底的なリサーチにより当時を再現したことが明らかになった。
https://youtu.be/lapN4ep5VOw
到着した映像では、ディカプリオが「時代考証が徹底している」と語る。その言葉を裏付けるように「サバイバルのためにスキルを学ばなければならなかった」と話し、マスケット銃について学ぶための専門家たちと協力したことを明かした。「自然の力を使って、火をおこす方法や、食べ物を手にする方法、極寒の中で、生き延びる方法を学んだ。知識は全て学び、毛皮ハンターたちが残した日誌から、彼らが経験した過酷な状況を感じ取った」と振り返る。
ディカプリオが演じるハンター、ヒュー・グラスは、生還した当時、新聞記者が彼の話を伝え、今なお限界を超えた体力と精神力を持った男の驚異的な話の一つとして、語り継がれている。グラスについての自伝や小説は多数書かれているが、2002年作家のマイケル・パンケが広範なリサーチに基づき『The Revenant : A Novel of Revenge』を出版した。
「19世紀初期の話はとても面白いのに、深く探求されたことがなかったのは、事実がよく分からなかったからではないかと思っている」と明かすイニャリトゥ監督は、疑わしい部分もあるグラスの逸話に架空の展開を加えると同時に、底に流れる共感を呼ぶテーマを深く掘り下げた。そして、本物の文化にこだわった。当時の人たちがどのような道具を使ったかといった細かいことまであらゆる史実を調べ、観客にあの時代の本当の姿を見せたいと思ったという。
綿密なリサーチにより、19世紀当時を徹底的に表現した本作。「ドキュメンタリーのように多くの意味でバーチャル・リアリティに近いものにしようと最善を尽くした」とディカプリオが語るように本作を観れば、全く別の世界に誘われる。臨場感を極めた圧倒的なスケールの映像と、ディカプリオの鬼気迫る演技。唯一無二の鮮烈且つ、壮大な映画体験がここにある。
(C)2016 Twentieth Century Fox
映画『レヴェナント:蘇えりし者』は2016年4月22日TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー
■参照リンク
映画『レヴェナント:蘇えりし者』公式サイト
foxmovies-jp.com/revenant/
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