いよいよ明日8月10日から日本でも公開される『トータル・リコール』リメイク版。本国アメリカでは8月3日から公開されており、<Huffington Post>のシニア・エンターテインメント・ライターのマイク・ライアンが1990年に公開されたオリジナル版と2012年のリメイク版を比較している。
主人公のダグラス(ダグ)・クエイドを演じているのは、オリジナル版ではアーノルド・シュワルツェネッガー、リメイク版ではコリン・ファレルだ。
★...優れている方(注:Huffington Postのマイク・ライアンの判断)
1990(オリジナル): 冒頭に出てくる(クエイドの)夢のシーンでは、クエイドとメリーナ(レイチェル・ティコティン)が火星にいる ★
2012(リメイク): 同じシーンでは、クエイドとメリーナ(ジェシカ・ビール)が病院のようなところにいる
1990: "コロニー(植民地)"とは、自由を求め戦う反乱分子がいる火星 ★
2012: "コロニー"とはオーストラリアのこと
1990: 登場人物は火星にいるので、(酸素が供給されている建物以外では)呼吸ができない ★
2012: 登場人物は地球のほとんどが毒物で汚染されているため、呼吸できない
1990: クエイドは素晴らしい景色のビデオを眺めてリラックスする
2012: クエイドは『007 私を愛したスパイ』(小説)を読んでリラックスする ★
1990: 人々は宇宙船で火星のコロニーと地球を行き来できる
2012: 人々は"ザ・フォール(the fall)"と呼ばれる地球の中心部を通るトンネルで、オーストラリアのコロニーとブリテン連邦(化学兵器戦争で汚染されていない、地球上の2つの場所)を行き来できる ★
1990: (人間に人工の記憶を植え付ける)リコール(Rekall)社は立派な外観のオフィスビルにある
2012: リコール社はハッピーエンディングのマッサージ(注:原文はmassageですがメッセージ(message)の可能性も)を与える可能性のある場所に存在する ★
1990: クエイドは火星の売春宿で"3つのおっぱいを持つ女"に遭遇
2012: クエイドは街頭で"3つのおっぱいを持つ女"に遭遇し、彼女に道を尋ねる
引き分け
1990: リコール社から戻ったクエイドは、妻のローリー(シャロン・ストーン)から銃で殺されそうに ★
2012: リコール社から戻ったクエイドは、ローリー(ケイト・ベッキンセイル)からキツーい"ハグ"で殺されそうに
1990: 夫の殺害に失敗したローリーに代わり、リクター(マイケル・アイアンサイド)が本編を通じてクエイドを執拗に追う
2012: 同じく失敗したローリーは、その後もクエイドを執拗に追う ★
1990: クエイドは通信手段として固定式のビデオ電話を利用
2012: クエイドは自分の手に埋め込まれた電話を利用 ★
1990: (火星で)セキュリティーを通過するのに、クエイドは(のちに)爆発するマスクを使って女性に変身 ★
2012: 爆発しないホログラムを使ってアジア人男性に変身
1990: 映画の第二幕は火星で展開 ★
2012: 映画の前半では、火星については一度しかふれていない
1990: 任天堂のひどいビデオゲームに影響を与える ★
2012: ひどいビデオゲームを見ているような気分に
1990: クエイドはシャロン・ストーン(ローリー役)とナイフでの戦いを展開する羽目に ★
2012: ブライアン・クランストン(コーヘイゲン役)とナイフでの戦いを展開する羽目に
1990: 現地通貨は"クレジット"(色は赤)
2012: 現地通貨にはバラク・オバマ米大統領の写真が ★
1990: クエイドが反乱分子のリーダーと思っていたのは、"クアトー"という名のミュータント(変異体)で、(ジョージという)男性の腹から飛び出た ★
2012: 反乱分子のリーダー、クアトーではない"もの"が人間の腹から飛び出た
1990: 「これで離婚した(Consider this a divorce)」
(「私たち、結婚しているじゃない」と懇願するローリーを撃ったクエイドが、最後に彼女に放つ言葉) ★
2012: 「死が2人を分かつまで(Till death do we part、別の意味もあり?)」
1990: 優れた作品(不利な点:社会) ★
2012: 判断は皆さまにゆだねます
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