板野友美、待望の初主演ホラー『のぞきめ』が、現在大ヒット公開中だ。目が合った人間を恐怖のドン底に突き落とす"のぞきめ"におののく板野のスクリーム・ヒロインが見もので、板野自身も「"のぞきめ"でキャーキャー言っている姿を皆さんにお見せすることは、初めてのことに近いかもしれないです」と語る。処女作について、板野友美インタビュー。
――そもそも、ですが、ホラー映画はお得意ですか?
苦手なんです。本当、観られないです。今まで観たこともなかったんです。だから初めてお話をいただいた時に、自分には務まらないんじゃないかと不安にもなりました。撮影に入るまでも本当に怖くて、寝る前とかも勝手にいろいろなことを想像しちゃいましたね。でも、お祓いに行って、それからは気持ちの余裕が生まれたので頑張れました。
――本格的に映画初主演という意味では、やり遂げた今、いかがですか?
今まではどなたかが主演の作品に少し参加する程度でしたが、ここまで本格的に演技することは初めての体験で、こうして一年くらいかけて試写会や舞台あいさつをして、公開まで作品を見送ることも初めての経験だったので、達成感がありますね。ひとつの作品にこれほどまでの時間を費やして、ようやくお披露目できることをうれしく思います。
――もともと、怖がっているイメージがなかったので、映画を拝見して新鮮でした。
それはうれしいですね。AKB48時代にドッキリなどで驚くことはありましたが、逆にリアクションがないみたいなことは言われたことはあります(笑)。もともと人に驚かされたり、怒られたりしても動じないんですよ。だから今回、"のぞきめ"でキャーキャー言っている姿を皆さんにお見せすることは、初めてのことに近いかもしれないです。
――改めて、完成した映画『のぞきめ』を観て、何を感じましたか?
お化け的なことよりも、人間そのものが怖いと思いました。和世(入来茉里)さんを観ていると、人間のほうが怖いですよね。でも、"のぞきめ"ちゃんの目が怪物みたいになるシーンは、本当に怖かったですね(笑)
――映画『のぞきめ』を待っているファンに、メッセージをお願いいたします!
いまの心境としては不安もあるけれど、観てほしい気持ちでいっぱいです。でも、この作品は、ただ怖いだけじゃなく、深いストーリー性もあるので、そこにも注目してほしいですね。わたしが演じる主人公が人として強くなっていって、大事な人を守るために立ち向かっていく姿を観てほしいです。そこには恐怖と感動、両方が待っているので、素敵な作品だなと思っていただけたらうれしいです。
ヘアメイク:今村友美(roraima)
スタイリスト:小山田早織
映画『のぞきめ』は、2016年4月2日(土)より、全国ロードショー!
■参照リンク
映画『のぞきめ』公式サイト
nozokime.jp
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