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映画『のぞきめ』入来茉里クンに直撃 「ホラーが苦手な人にこそおすすめです!」

2016/04/01 22:30 投稿

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板野友美、待望の初主演映画『のぞきめ』は、同じ場所で起きた時代の異なる2つの怪事件をモチーフに、過去・現在に共通する事件のカギとなる怪異"のぞきめ"の恐怖を描くジャパニーズ・ホラーだ。目が合った人間を恐怖のドン底に突き落とすという"のぞきめ"におののく板野の熱演も見ものだが、その板野演じる彩乃が取材した怪死事件で死んだ青年の彼女・岩登和世を演じた、入来茉里の熱演も見逃せない! 「和世のいろいろな姿が出てくるので、そこも見どころではないでしょうか(笑)」と語る入来茉里にインタビュー。


――新たなジャパニーズ・ホラー誕生! というような恐怖譚でしたが、まず撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?

撮影現場そのものは明るく過ごしていましたが、作品がちょっと重めということもあって、三木監督の追い込みが厳しかったです(笑)。わたしは体を張ったシーンもあるので、いろいろと撮影中は追い込まれることも多かったですね。三木監督はにこにこしながら毒を吐かれるタイプなので、それが一番怖かったです(笑)。


――"のぞきめ"という存在が不気味ですが、脚本を最初に読まれた時はいかがでした?

誰かにのぞかれているような感覚って自分自身でもあったので、読み始めてすぐ、「わかる、わかる!」って思いました。わたしが演じる和世は次第に精神状態が異常になっていく女の子なので、早く演じてみたいとも思いましたね。非現実的なことができることが、このお仕事の醍醐味でもあるので、期待が大きかったです。


――しかも、単に怖いだけじゃない、共感するエッセンスもあるドラマに見入りました!

そうですね。前半は恐怖が連続しますが、後半は主演の友美ちゃんが演じる彩乃の成長物語に変わります。彼女自身も"のぞきめ"という存在を通して挑戦や追求していくキャラクターに変わるので、怖いだけじゃないんですよね。だから、ホラーが苦手な方にこそおすすめしたくて、共感も得られやすい物語だなってわたしも思いました。


――和世が異常化する以前の、普通の時のナチュラルなお芝居も印象的でした。

現場ですぐ役柄に入るタイプではないので、たとえば部屋にあるものを事前に触るとか、なんとなくセットに長くいるとか、そういう工夫はしています。小道具さんに、部屋にあるものについて質問をすることもあります。本来は自分でバッグなどを買っているはずなので、情報をなるべく頭に入れたい。それだけでも違いがあるような気がしますね。


――さて、映画に舞台と活躍中ですが、この夏、ブロードウェイミュージカル「ピーターパン」で、ウェンディ役を再演しますね。

去年から演じさせていただいて、今年で2年目になります。大人になってから子どもの役を演じる難しさを感じています。子どもって3秒前まで泣いていても、すぐ収まる。切り替えが早いんです。純粋に何かが好き、とはっきり口にできることも強いですよね。大人は、そうはいかないじゃないですか。今年36年目で歴史があるミュージカルですが、そこも含めて楽しみながら演じたいです。


――女優デビュー当時に比べて、いま想うことは何ですか?

最近特に、女優の仕事って、夢がある仕事だなって思います。俳優さん、女優さんがいつまでも若くてキラキラしている理由には、シンプルに仕事を楽しめているからということが自分でもよくわかるんです。素敵な仕事をしているなって思います。もちろん、これからもずっと続けていきたいです。


――今日はありがとうございました! 最後に、映画『のぞきめ』を待っているファンの方々へ一言お願いいたします。

これは、映画を観た方だけがわかることですが、この映画には和世のいろいろな姿が出てくるので、そこも見どころではないでしょうか(笑)。それもお楽しみのひとつなので、映画館へお越しいただければと思います。





映画『のぞきめ』は、2016年4月2日(土)より、全国ロードショー!

■参照リンク
『のぞきめ』公式サイト
http://nozokime.jp/

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