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岡田斗司夫のニコ生では言えない話
 岡田斗司夫の解決!ズバっと 2015/12/10
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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。

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「漫画家志望者が知っておくべき業界事情」
匿名希望さん/23歳/漫画家志望

 週刊少年サンデーが40万部割り込むというニュースを目にしました。
 マガジンも前年より約10%減、ジャンプも11%減と、軒並み落ち込んでいるそうです。
 自分は漫画家志望で少年誌で小さな賞をとり担当さんがついた程度なんですが、これからのマンガ、マンガ雑誌はどうなっていくのでしょうか?
 漫画家志望者が見据えておかなければならない、これからの漫画業界はどのようなものですか?
 未来格差が怖いです。

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 少年雑誌がどれぐらい部数割り込もうと、サンデーが休刊しない限りは大丈夫だと思うよ。
 いわゆる青年誌であるヤングマガジンやヤングジャンプも かなりの部数減になってるけど、廃部になってない。
 それはまだ漫画が売れてるからだよ。


■悩む暇があれば漫画を描こう!

 「売れてない」と言われながらも、いまだに出版社が存続できてるのは、漫画の単行本が売れているから。
 2015年の現在、小さな賞を取り担当さんがついたということは、あなたがすべき事はこんなことを考えるのではなくて、1本でも多く漫画を描く事。
 これが3年後だったら違うかもしれない。
 2015年の今だったら、まだ漫画家は、それなりの扱いがされる。
 それに単行本もギリギリ出る時代なので、とりあえず今年来年は そんなこと気にせずに、ひたすら漫画を描いて下さい。


【まとめ】
 出版社の担当がついたなら、ひたすら漫画を描いてください。
 業界の心配をする暇があるなら、1本でも多くの漫画を描くべきです。