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岡田斗司夫の解決!ズバっと 「ビジネス本ってほんとに役に立つの?」

2015/09/02 06:00 投稿

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岡田斗司夫のニコ生では言えない話
 岡田斗司夫の解決!ズバっと 2015/09/02
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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。

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「ビジネス本ってほんとに役に立つの?」

非公開さん/34歳/社会人

 夏野さん著『「当たり前」の戦略思考 』を読みました。
 
 私は経営上の課題に直面した時に、解決に役立ちそうな本やビジネスモデルを探して読むのですが、果たしてこの本やビジネスモデルが今、直面している経営の課題の解決に合っているのか、合っていないのかの判断がつきません。
 
 岡田様が経営上の課題に直面した際は、どういう風に戦略やビジネスモデルを当てはめながら使われるのでしょうか?
 また、その勉強法などありましたら教えていただければと思います。


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 経営上の課題に直面した時に1番大事なことは、「元気を出す事」だと思うんだ。
 会社が倒産しそうな時に1番いけないのは、ヘコんでしまって自殺しちゃうことだと思うよ。


■「どんな方法でもいいから元気を出すこと」が大事

 元気を出せるなら、風俗でもビジネス書でも、奥さんに励まされるでも、何でもいい。
 ビジネス書は高くても1冊3,500円ぐらいで後腐れが無いから、比較的安全だと思うよ。

 占い師のところに行くという方法もあると思う。
 でもコストも手間もかかるし、後で自分が人にそれを言えない。
 再現性がないよね。

 俺の言い方で分かるとおり、経営的危機の時に最適の方法は、「どんな方法でもいいから元気出すこと」ぐらいしか思いつかないんだよ。
 「このビジネス書を読め!」とか言ってもしょうがない。

 大炎上中の百田尚樹さんの本を読んで元気を出した人だっている。
 『永遠の0』でも『海賊と呼ばれた男』でも、元気をもらった人は1万人ぐらいいると思う。
 百田さんの本がビジネス書として役に立つワケじゃなくて、人間がヘコんだ時に大事なのは元気なんだ。


■経営上の問題に100%の解答はない

 経営上の問題は、ケース・バイ・ケースであまりに違いすぎる。
 100%解答を出せるような理論とか理屈はありえない。
 だから、「どんな方法でもいいから元気出すこと」で考えてもらえばいいのではないでしょうか。

 「どういうふうに経営やビジネスモデルを当てはめながら使われるのでしょうか?」(質問文)

 経営上というか、精神的にも仕事的にも何かピンチになったら、俺は即逃げるけどね。

 「島本和彦のマンガを読む」(コメント)

 これも効くよ。
 島本和彦先生のマンガは、夜中に読むと元気が出て寝れなくなるじゃん。
 アッパー系ドラッグのマンガを読んで、何でもかんでも元気をつける。
 それは人によって、『ワンピース』であったりもするんだけど。

 ビジネス書でもドラッカーでも島本和彦でも『ワンピース』でも『うしおととら』でもいい。
 自分が勇気を貰えるものなら、何でもいいと思うな。


【まとめ】
 経営上の問題はケース・バイ・ケースで100%の解答などありません。
 落ち込むことが1番よくないので、元気を出すことが大事です。
 その方法として、ビジネス書は後腐れなく比較的安全ではないでしょうか。
 

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