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岡田斗司夫のニコ生では言えない話
岡田斗司夫の解決!ズバっと 2015/01/21
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おはよう! 岡田斗司夫です。
メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。
かたっぱしから答えてみましょう。
「オタク趣味が爆発的に浸透」
【質問】
“今の中高大学生を含めてアニメや漫画などのオタク趣味が2008年頃から爆発的に浸透した原因は何なんでしょうか?”
【回答】
ユウキさんの感覚では、”アニメや漫画などのオタク趣味が2008年ごろ爆発的に浸透した”と。1番単純な理由はユウキさんの年齢が22歳だということ なんだ。つまり、15歳くらいのときに爆発的に浸透したって事。中2病という言葉があるぐらいで、人間は15歳の頃にあった事をものすごくデカく感じちゃ うんだよね。
■15歳のときに体験したもので黄金期が決まる
「SFの黄金期はいつですか?」という質問がSF業界にあるんだ。それは「15歳の頃に何を経験したのか?」によって、その人のSF黄金期が違う。だか ら、みんなもアニメやゲームの黄金期がある。ひょっとしたらネット放送の黄金期もあるかもしれない。それは大体中学3年生とか、高校1年生くらいのことが 記憶に残っている場合が多い。これが俺の解釈の1なんだ。
解釈の2としては、その時に大ヒットしたコンテンツがあったんじゃないかな。例えば、『涼宮ハルヒの憂鬱』であったり、いろんなアニメがあったと思う。それらがあった、というのが解釈の2なんだ。1と2は可能性がある。でも、岡田斗司夫の解釈は3なんだ。
■2008年、コンビニで起こったフィギュアブーム
解釈3はコンビニだよ。2008年頃に何があったかと言うと、コンビニでフィギュアブームがあったんだ。今は本屋に行っても、ほとんどないんだけど、そ の頃、『フィギュア王』をはじめとして、いろんなフィギュア雑誌が日本中の本屋にザーッと広がっていった。ということはコンビニにフィギュアや食玩ブーム というのがあって、ペプシマンとか、そういうヤツをいろんな人が買いまくっていた時代だったんだ。それは特定の趣味を持った人が見るもので、『涼宮ハルヒ の憂鬱』にしても、『エヴァンゲリオン』にしてもそう。
でも、コンビニだと、一般の人たちが棚に溢れる商品としてフィギュアを見る。それをギャンブルみたいな形で買うことによって、みんなが熱心にワーッと集 まるようになった。それがちょうど2008年くらい。2008年はコンビニと食玩ブームが本当に終わりのところくらいだったと思うんだけども。
■コンビニとフィギュアのオタクカンブリア爆発
日本のオタク趣味を大きく変えた事件を、コンテンツレベルで言ってるみると、『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』、『エヴァンゲリオン』、『涼宮 ハルヒの憂鬱』、最近でいえば、『魔法少女まどか☆マギカ』があった。コンテンツでという目で見たらそうだと思うんだけども、マーケットや市場という意味 で見れば、コンビニという”売れさえすればいくらでも棚を提供する物理的なメディア”が現れたことが大きい。
そこに食玩とかフィギュアが一斉に溢れて、普通の人がそれを買う。本とかなら家に持って帰るから誰にも見えないんだけども、フィギュアみたいなものは会社でデスクとかに置くようになるじゃん。そうすると、他の人の目に入るようになる。
今、「ニコニコとかSNSじゃないか」ってコメントがあった。もちろん、その要素もあるんだけどもさ。コンビニという日常的に接するものの影響力って、 すごく大きいと思うんだ。だから、岡田斗司夫の解釈としては、「フィギュアブームとコンビニが2008年ぐらいのオタクカンブリア爆発を起こしたんじゃな いか」と考えています。
【まとめ】
15歳ぐらいに体験したアニメやゲームが特に印象に残りますし、ちょうどそのときに大ヒットしたアニメがあったことも原因かもしれません。岡田斗司夫の 解釈としては、2008年頃にコンビニにおけるアニメ、漫画のフィギュアや食玩の展開が、普通の人にも浸透したからだと考えています。
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ユウキさん/22歳/アルバイト/必ず解決!ズバっと「オタク趣味が爆発的に浸透」
【質問】
“今の中高大学生を含めてアニメや漫画などのオタク趣味が2008年頃から爆発的に浸透した原因は何なんでしょうか?”
【回答】
ユウキさんの感覚では、”アニメや漫画などのオタク趣味が2008年ごろ爆発的に浸透した”と。1番単純な理由はユウキさんの年齢が22歳だということ なんだ。つまり、15歳くらいのときに爆発的に浸透したって事。中2病という言葉があるぐらいで、人間は15歳の頃にあった事をものすごくデカく感じちゃ うんだよね。
■15歳のときに体験したもので黄金期が決まる
「SFの黄金期はいつですか?」という質問がSF業界にあるんだ。それは「15歳の頃に何を経験したのか?」によって、その人のSF黄金期が違う。だか ら、みんなもアニメやゲームの黄金期がある。ひょっとしたらネット放送の黄金期もあるかもしれない。それは大体中学3年生とか、高校1年生くらいのことが 記憶に残っている場合が多い。これが俺の解釈の1なんだ。
解釈の2としては、その時に大ヒットしたコンテンツがあったんじゃないかな。例えば、『涼宮ハルヒの憂鬱』であったり、いろんなアニメがあったと思う。それらがあった、というのが解釈の2なんだ。1と2は可能性がある。でも、岡田斗司夫の解釈は3なんだ。
■2008年、コンビニで起こったフィギュアブーム
解釈3はコンビニだよ。2008年頃に何があったかと言うと、コンビニでフィギュアブームがあったんだ。今は本屋に行っても、ほとんどないんだけど、そ の頃、『フィギュア王』をはじめとして、いろんなフィギュア雑誌が日本中の本屋にザーッと広がっていった。ということはコンビニにフィギュアや食玩ブーム というのがあって、ペプシマンとか、そういうヤツをいろんな人が買いまくっていた時代だったんだ。それは特定の趣味を持った人が見るもので、『涼宮ハルヒ の憂鬱』にしても、『エヴァンゲリオン』にしてもそう。
でも、コンビニだと、一般の人たちが棚に溢れる商品としてフィギュアを見る。それをギャンブルみたいな形で買うことによって、みんなが熱心にワーッと集 まるようになった。それがちょうど2008年くらい。2008年はコンビニと食玩ブームが本当に終わりのところくらいだったと思うんだけども。
■コンビニとフィギュアのオタクカンブリア爆発
日本のオタク趣味を大きく変えた事件を、コンテンツレベルで言ってるみると、『宇宙戦艦ヤマト』、『機動戦士ガンダム』、『エヴァンゲリオン』、『涼宮 ハルヒの憂鬱』、最近でいえば、『魔法少女まどか☆マギカ』があった。コンテンツでという目で見たらそうだと思うんだけども、マーケットや市場という意味 で見れば、コンビニという”売れさえすればいくらでも棚を提供する物理的なメディア”が現れたことが大きい。
そこに食玩とかフィギュアが一斉に溢れて、普通の人がそれを買う。本とかなら家に持って帰るから誰にも見えないんだけども、フィギュアみたいなものは会社でデスクとかに置くようになるじゃん。そうすると、他の人の目に入るようになる。
今、「ニコニコとかSNSじゃないか」ってコメントがあった。もちろん、その要素もあるんだけどもさ。コンビニという日常的に接するものの影響力って、 すごく大きいと思うんだ。だから、岡田斗司夫の解釈としては、「フィギュアブームとコンビニが2008年ぐらいのオタクカンブリア爆発を起こしたんじゃな いか」と考えています。
【まとめ】
15歳ぐらいに体験したアニメやゲームが特に印象に残りますし、ちょうどそのときに大ヒットしたアニメがあったことも原因かもしれません。岡田斗司夫の 解釈としては、2008年頃にコンビニにおけるアニメ、漫画のフィギュアや食玩の展開が、普通の人にも浸透したからだと考えています。
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