岡田斗司夫の解決！ズバっと「生きていてなんとなく苦しい」「これからの農業」

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岡田斗司夫のニコ生では言えない話

　岡田斗司夫の解決！ズバっと　2014/8/5

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おはよう！　岡田斗司夫です。

メルマガ読者の方から、多数質問をいただいています。

かたっぱしから答えてみましょう。

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@tenkuさん／27歳／勉強中／クラウド市民
「生きていてなんとなく苦しい」
【質問】
“生きていてなんとなくの苦しみがあります。正体はわからないのですが。
そして、友だちができず、いつも孤立しがちになります。なんとなく仲良くなれる人は出てくるのですが、人間不信になり、やがて疎遠になります。
ネットをやるようになって自分のような人が多くなってきた気がしているので、それをどう解決したらいいのか考えているので、アドバイスがほしいです。
よろしくお願いします。”

【回答】
　ネットが普及する前から、そういう苦しみや生きにくさを感じていた人は多いと思います。
　ただ、ネットが普及したため、そういう苦しみが「正当化」されているように思います。
　ネット以前なら「なにを下らないことで悩んでるんだ。オレはバカか？」と考えたのに、なまじ同じ悩みの人が見つかるもんだから「こういう人も多い。なにか解決策は無いのか？」とみんな発想するようになってしまった。
　基本的に解決法はありません。
　生きるがゆえ生じる悩みは、生きる楽しさや生きがいを見つけることで矮小化されるだけです。

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匿名希望さん／24歳／アルバイト生／クラウド市民
「これからの農業」
【質問】
“これからの農業の展望を教えてください。”

【回答】
　農業は喰えます。
　ただし、マネタイズが「農協に買い取って貰って、マネタイズ」という仕組みは限界だと思います。
　ジャガイモが豊作。でも市場でいま、ジャガイモは売れない。
　こういう場合、これまでは｢ジャガイモ価格が安くなる」「収穫した作物を値崩れを防ぐために廃棄」という流れになりました。
　でもこれ、消費市場中心主義です。
　消費では無く、生産を中心に考えると「ジャガイモが豊作だから、みんなでジャガイモを食べよう」となるはず。
　豊作だから安い→安いからみんな買おう、という利益誘導だけではやっぱ限界があるんですよ。
　この消費市場中心主義から抜け出すには、「売る」というマネタイズをいったん見直すことだと思います。