今回は「かおり風景100選」の中から、この時期に楽しめるものをご紹介します。
かおり風景100選(かおりふうけいひゃくせん)は、2001年(平成13年)10月に環境省が日本各地の自然や生活、文化に根ざした香りのある地域を全国から募集し、応募された600件の中から100件を選定したものである。
秋の「かおり風景」
鵠沼、金木犀の住宅街(神奈川県藤沢市)
【出典:環境省】
かすかに香るキンモクセイは、まさに秋を感じる香りの代表格ではないでしょうか。かおり風景100選の中では珍しい、「住宅街」の風景です。江ノ島に行く手前で1駅分か2駅分、キンモクセイの香りを楽しみながら散歩するのもいいですね!
灘五郷の酒づくり(兵庫県神戸市・西宮市)
【出典:環境省】
日本酒の仕込みが始まるこの時期、新酒の香りが漂いはじめます。日本酒の蔵元がある地域では秋から冬の風物詩なのかもしれません。灘だけでなく、近くに蔵元があったら足を運んでみるのもいいですね。
西条王至森寺の金木犀(愛媛県西条市)
【出典:環境省】
こちらは国の天然記念物に指定されている巨大なキンモクセイ。根元の周囲は約4m。どんな香りがするのか、ぜひ一度足を運んでみたいスポットです。
五ヶ瀬川の鮎焼き(宮崎県延岡市)
【出典:環境省】
延岡の秋の風物詩として親しまれるのが、300年以上続く伝統的漁法の「鮎やな」。やな場では子餅鮎の塩焼きやみそ焼きの香りが漂い、香りだけでなく味も楽しめるスポットです。
身近に秋の香りはありますか?
ということで今回は、「かおり風景100選」の中からこの時期に楽しめるものをご紹介しました。視覚や味覚だけでなく、嗅覚でも秋を感じたいですね。身近に秋の匂いや香りのスポットがあったら、ぜひツイッターなどで教えてください。
では、秋の香りを探しにレッツゴー!