着々と進む筆にハッとする…。
黒いボードに筆を使って文字を書く男性。見ている方が思わず息を止めてしまう緊張感が漂います。文字を書いているのはGlen Weisgerberさん。独学で絵を学び、1970年初頭からレースカーや、ロゴデザイン、ギターやバイクへのレタリングペイントを仕事にしてきました。塗料を混ぜるパレットは何と雑誌!見た目通りのワイルドさです。ご紹介するレタリングペイントは3種類!思わず真似したくなっちゃうかも!?
※動画の最初と最後にドドン! と大きな音がなるので注意です。
その1 細筆で丁寧に!
”RoundHand Lettering”と書いていきます。ラウンドハンドとは書体を表します。
左手に棒を持ち、それに右手を当てることで安定して文字を書くことができます。
細筆は持ち手もとっても細い! ブレることなく書き進めます。
仕上げに一気に両手でクルクルクルと回した箇所が本当に芸術的!
動画はこちら!
職人技とはまさにこのことですね…。オジサンの長年に渡る努力の結晶です。
その2 平筆で立体に!
”RS”と立体的に書いていきます。
筆にグラデーションに塗料をつけています。平筆の面積を活かしていますね。
別の色でも書いていきます。こちらもグラデーションです。
縁を細筆で修正していきます。
光を入れて出来上がりです!
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途中までは「ええ、大丈夫?」といったような出来なのですが、どんどん書いていくうちに綺麗に立体になります。やはりプロは違いますね!
その3 丸筆でさらりと!
”Single Stroke”と書いていきます。
ただの丸筆でもやり方1つで味のあるレタリングに!
下書きなしでここまで均等に書けるってすごい!
動画はこちら!
一度も迷うことなく進む筆に感動!たった一本の筆でも抑揚1つでこんなに変わるんですね。
ロックなオジサンの手書きテクニックが凄すぎる
下書きなしで出来上がる文字は奇跡のよう! 手書きならではの味もあって素敵ですね。そうそう簡単には真似できないとはわかってはいながらも、挑戦したくなってしまいます。パソコンやスマートフォンがあるので近頃は手に筆を持つことは減りましたが、たまには書いてみるのもいいかもしれませんね。
【参照元:YouTube】