前回紹介した「かなり役に立たないどうでもいい雑学20選」とはうって変わって、今回は役に立つ(であろう)雑学を紹介します。新しい知識とお酒によるハイテンションの相乗効果により、盛り上がることまちがいなし。
酒
「ウォッカ」という名の由来
「ちっちゃな水ちゃん」
ウォット=水
ッカ=ちっちゃな~ちゃん
ビールの語源は「飲む」
ビールの語源はラテン語の「Bibere」(ビベール=飲む)。日本語の「ビール」はオランダ語の「Bier」(ビール)が元となっている。
酒を飲むと顔が赤くなる理由
アルコールには熱量があり、その熱量に応じて体が熱くなり顔も赤くなる。
もうひとつの理由は、アルコールを分解する酵素が弱いため、分解されずに残るアセトアルデヒドという物質が頭部に血管拡充を起こし、顔が赤くなる。
ちなみに、アルコールは20%が胃で吸収され、80%が腸から吸収される。
酔い覚ましに効く食べ物はトマト
焼酎と一緒にトマトジュースを飲んだときのほうが、一緒にお水を飲んだときと比べ血液中のアルコール濃度が約3割低下する。
ビールジョッキは長靴から生まれた
中世ドイツの騎士達は履いている長靴にビールを注いで飲んでいた。
後に木・竹・陶器・象牙・銀などで今のようなジョッキが作られるようになった。
蝶もお酒が好き
蝶もお酒好きで、お酒と蜂蜜を混ぜたものを木に塗り付けると採取できる。
フランスとイタリアのワイン消費量は年60リットル
ワイン消費大国であるフランスとイタリアの1人当たりの消費量は、なんと年間約60リットル。ワイングラス1杯で100mlを飲むとしたら、600杯分。
ちなみに日本は年間2~3リットル。
乾杯の起源は毒チェック
グラスをぶつけた勢いで互いの酒が相手のグラスの中に飛ぶ。それにより毒を盛られていないことを確認していた。
おつまみ
枝豆と大豆、元は同じ
大豆を成長途中の未熟なときに収穫したものが枝豆。
喉越しの正体
ビールを美味しく感じる鍵は、喉の神経。
喉の神経は味をほとんど感じないが、ビールによりこの神経は刺激を受け、強い快感を生み出す。これが「喉越し」の正体である。
おつまみがしょっぱいのは喉越しを保つため
喉の神経の反応は1杯目ですぐに鈍ってしまうため、塩辛いおつまみで喉に刺激を与え、喉越しを良くする。
イカの血の色は青
美味しいおつまみ代表のイカだが、イカの血の色は青色。
銅タンパク質(ヘモシアニン)を含んでいるため青色になるのだとか。
イカの心臓は3つある
本来の心臓と、2つの鰓(えら)心臓がある。エラに血液を急送するための器官。
お新香はお香と一緒に食べるものだった
室町時代にはさまざまな香木をたき、香りをききわける競技・聞香(もんこう)が流行っていた。何種類もの香りを嗅ぎ、鈍った嗅覚を元に戻す目的でお新香が食べられていたのだとか。
当時のお新香は、現在の「くさや」のような強烈な臭いがしていたらしい…。
きゅうりは栄養・カロリーのない野菜1位
漬物にしたら良いおつまみになるきゅうりだが、実は「世界一カロリーの低い果実」としてギネスブックに掲載されている。
また、世界的にも「世界一栄養のない野菜」として知られている。
飲んだあとにラーメンを食べたくなる理由
お腹がいっぱいなのにラーメンが食べたくなるのは、アルコール分解時に血糖を消費するため。
さらに、ラーメンにはアルコールの分解を助けるイノシン酸が多く含まれている。
飲み過ぎ・食べ過ぎには注意し、お酒や雑学と一緒に楽しい時間を過ごしてくださいね。
【参照元:Wikipedia(ウォッカ / きゅうり / ビールジョッキ )/ ぐるなび / お酒の雑学 / 大豆の恵み / 亜梨の雑学+日記 / ネタオ /アイキャッチ画像引用元:Cleber Mori】